お父さんは サイエンスファシリテーター

お父さんは サイエンスファシリテーター

妻と子4人の6人家族。目標は、名著『ビジネスマンの父より30通の手紙』のような【書】を子ども達に残すこと!でスタートしたけれど、自分のエゴにおこがましさを感じはじめた今日この頃(笑) 小さな歩みをコツコツ積み重ね、20年後の自分が振り返った時に、幸福感に包まれるブログにしたいです。★★★「大人と子どもと科学をむすび 未来を創る」サイエンスファシリテーター。科学館で宇宙親子イベント主催。「組織の成果と個人の喜びをシナジーし 未来を創る」組織学習パートナー。組織研修ご提案。その正体は、サラリーマン★★★

【ひょっこり】ではなく【こってり】でもない【ほっこり】空間へのご案内



【ひょっこり】ではなく【こってり】でもない【ほっこり】空間への誘い(いざない)



f:id:hd_murakami:20180613151808j:plain
(↑どこかにひょっこりはんが潜んでます。笑)



こんにちは。おとなの絵本プロジェクト大阪スタッフの ひでさん こと村上です。

大阪の「よみきかせナイト」14回目を向かえることになりました。



まず、初めての方へ

◆ほっこりイベントの様子◆

おとなの絵本プロジェクトin大阪 vol.12~冬の物語deよみきかせナイト~ - お父さんは サイエンスファシリテーター

↑すごい空間が生まれたて会です

たくさんの大人が”絵本”に集う理由とは? - お父さんは サイエンスファシリテーター

↑ 一参加者だった私の感想です。




そんなこんなで7月開催「よみきかせナイト」は、その名も


おとなの絵本プロジェクトin大阪 Vol.14

< オーサカ風~土(フード)deよみきかせナイト >

f:id:hd_murakami:20180613145542j:plain

「大阪フード」「大阪風土」がテーマです!


概要

○●○●○●○

「おとなの絵本プロジェクト」(https://facebook.com/otonanoehon.project )の「よみきかせナイト」は、“大人×絵本×おいしい食事(アルコール有)”のコラボレーション。東京から始まり、名古屋・札幌・徳島・熊本・滋賀・奈良等、全国各地で開催されています。

大阪14回目のよみきかせナイトのテーマは「大阪フード」。食いだおれの街、大阪にふさわしいテーマではないかと思います。
そして会場は「ひろひろ 堂島2丁目店」さんです。店主のうどんやダシへのこだわりと愛情があふれていて、正直言えば、この会場でよみきかせナイトを開催するので、テーマを「大阪フード」にしたくらいです。絵本とともにお料理もぜひ楽しんでいただければと思います。

◆日時:2018年7月13日(金) 19:00-21:30(開場18:45予定)
◆場所:ひろひろ 堂島2丁目店
    大阪府大阪市北区堂島2-1-24 堂島アーバンスクエア 1F
    TEL 06-6341-3533
     地下鉄四ツ橋線 「西梅田」駅 徒歩約8分
     京阪電車渡辺橋」駅 徒歩約5分
◆定員:24名
◆費用:お一人2500円(ワンプレートお料理&1ドリンク付き)
     当日会場にてお支払いください。
◆内容
19:00 開会・お食事スタート
19:10 オープニングよみきかせ
19:30 おとなのよみきかせ①
19:50 ゲストタイム
20:10 絵本交流会(シェアタイム)
20:50 おとなのよみきかせ②
21:10 お知らせ&エンディングよみきかせ
21:30 終了予定

◆その他
・"おとなのよみきかせ"のコーナーで、みなさんの前で絵本の読み聞かせをしていただく読み手さんを4名募集します。「えっ!?大人のみなさんに絵本を読み聞かせするの?」とビックリされるかもしれませんが、これがやってみると病みつきになる方が続出なんです。ぜひ新しい方のチャレンジをお待ちしております。

○●○●○●○


穏やかでほっこりした「非日常空間」です。

ぜひぜひ、この機会に、【こってり】した大阪を【ほっこり】空間で楽しんでみませんか?

ご希望の方はイベントページより、お申し込みくださいね(^_^)

おとなの絵本プロジェクトin大阪 Vol.14 < オーサカ風~土(フード)deよみきかせナイト >



〇●〇●〇●〇
 

  
〇●〇●〇●〇
 


f:id:hd_murakami:20180613151543j:plain

レビュー『ニッポン宇宙開発秘史』 的川泰宣・著 NHK出版 ~レゾナンスリーディングvol.40

 
 
 

【未来へのバトン!】

 
 
 
『ニッポン宇宙開発秘史
 元祖鳥人間から民間ロケットへ』

 

 著者:的川 泰宣
 出版社:NHK出版
 発売日:2017/11/8

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140885335
 
 
 
こんにちは。
サイエンスファシリテーターの村上英範です。
https://peatix.com/group/48586/

「親と子と科学をむすび、未来を創る」
「大人も子どもも共に学ぶ、学びの宇宙空間づくり」

を目指し、活動をしています!
 
 

f:id:hd_murakami:20180607172533j:plain 




敗戦国ニッポンが宇宙と向き合うことで、どのように技術力や現場力を高めてきたのか

・これから未来へどのようにバトンを渡していくか

『ニッポン宇宙開発秘史』では、
JAXA(宇宙航空研究開発機構)名誉教授であり「宇宙教育の父」とも称される的川泰宣氏が
「日本の宇宙への歩み」を通じて「日本の強さ」を再確認させてくれます。


これまで明らかにされなかった舞台裏も描かれていて、エピソードも楽しめます。


さらに氏の分析より、日本の宇宙に対する現在地や立ち位置も確認することができます。
 
 
 

◆私たち現在の日本人が、先駆者より受け継いできたもの

 
 
①「3つの心」


なぜ、人は宇宙にひかれるのか?


それは人が「3つの心」を持っているから。

1.好奇心
:宇宙を知りたい!

2.冒険心
:宇宙に行きたい!

3.匠の心(創りたい心)
:宇宙を飛びたい!



②「糸川英夫」の言葉

「人生でもっとも大切なのは、逆境と良き友である」

◆「適度な貧乏が原動力」


はやぶさ」のストーリーからは、
様々な宇宙関者や町工場のエンジニア達が
脈々とこのバトンを受け継いできたことが分かります。


日本の宇宙開発は貧乏だったがゆえに、何度ピンチに陥ってもアイデアでそれを乗り越えてきたということです。予算が少ないので手分けして全国を回って作った探査機だからこそ、システムの隅々までみんなが知っていた。だからこそ、「はやぶさ」のようなトラブルに際してもアイデアの「引き出し」を使うことができたのです。日本の宇宙開発の歴史には、「アイデアで勝負する」という流儀が脈々と受け継がれています。

私は決して貧乏に価値があると言いたいわけではありません。大事なのはあくまでも「志」であり、「志」があれば貧乏という逆境もむしろプラスに働くということを言いたかったわけです。

志があれば、貧乏すら原動力となります。


制限された資源や環境を嘆き止めてしまうのではなく
その逆境をどう活かせるかが重要です。


支えとなるのは、志と仲間なのです。



<参考書籍>
『ストレッチ』
レビュー『ストレッチ 少ないリソースで思わぬ成果を出す方法』 海と月社 ~レゾナンスリーディングvol.36 - お父さんは サイエンスファシリテーター

本書では、限られたリソースで結果を出せる方法を学べます。


◆最後に


日本は敗戦国という立場から、宇宙と向き合うことで再生してきました。
技術力や現場力を高め、人類の存在意義を問い、前進してきました。


私たちは今、先人たちが積み上げてきた世界にいます。


そして、私たちも今、積み上げている途上なのです。


未来のニッポン、人類へどのようなバトンを渡せばよいのか。


宇宙という限りない存在に正対することで、
少しでも良い仮説が見えてくるようになるのではないでしょうか。



f:id:hd_murakami:20180607172611j:plain


◆追記

本書は、科学館イベントにもお持ちする予定です。
科学館で読書会vol.2「宇宙を想像してみよう」in バンドー神戸青少年科学館 - お父さんは サイエンスファシリテーター




〇●〇●〇●〇
 

 
〇●〇●〇●〇
 
 

◆◆ 私の活動 ◆◆

 
サイエンスファシリテーター

◆親と子と科学をむすび、未来を創る
◆大人も子どもも共に学ぶ、宇宙は共通言語!

startup-papa.hatenablog.com
 
サイエンス読書会
peatix.com

 
レゾナンスファシリテーター

◆変化の時代のコンテンツづくり
◆人生が飛躍する読書術+行動術
resonance-murakami.peatix.com
 
 
描こう あなたのビジネスモデルキャンバス
peatix.com
・商品開発ワークショップ
・キャリアキャンバスワークショップ
・組織づくりワークショップ


◆読書会型ワークショップ

◆おとなの絵本プロジェクト 大阪スタッフ

◆ラジオ番組『ぱぴぷぺパパ』ゲストパーソナリティー


その正体は…
サラリーマン エンジニア
子だくさんパパです (笑)

○●○●○●●○

最後までお読みくださり
ありがとうございました (^_^)



f:id:hd_murakami:20180525002205j:plain

「賛成する人がほとんどいない大切な真実とは何だろう?」

 
 
 

「賛成する人がほとんどいない大切な真実とは何だろう?」

(ピーター・ティール)

f:id:hd_murakami:20180606124348j:plain
出典『WIRED』
https://wired.jp/2015/03/06/peter-thiel-startup/



あなたの大切な真実は何でしょうか?



ちょっと大袈裟な表現となりました(^_^;)



私は「組織づくり」を使命にするべく歩を進めています。


これまでは「個」一辺倒でやってきましたが、
ようやく「組織」という起点にたどり着いたのです。



最近「人生100年時代」というワードから
世間の意識は「個」にフォーカスされ
「人の塊」が希薄になりつつあると感じています。


人生100年時代」であっても、
いえ、むしろ「人生100年時代」の方が
人間関係やチーム力が大切になるのではないでしょうか。


それは「個」を支え、結び、発展させるための土台です。


これを疎かにしての「人生100年時代」はないと感じます。



もともと私は、人付き合いは「大」の苦手です。

職場でも誇れる信頼関係を構築できているわけではありません。



でも、その大切さは確信しているんです。

それが実現できる人間になりたいとも。



この想いを前進させるために昨年一年間は
ライフワークで培った知見や感性を社内に展開するべく
ボトムアップで様々な草の根活動を続けました。



しかしながら、結果が出たとは言えません。。。


「何を言うか」よりも「誰が言うか」という壁も感じました。

(社外活動についての公言は差し控えていました。)


社内への展開はもう厳しいかなと半ばあきらめ気分でした。


そんな折に、たまたま御縁でお会いした方から
このようなアドバイスを頂戴しました。


「社長に直接提案してみるのはどう?

 これってリスクに感じる人が多いんだけど
 本当にそう思う?

 それってどんなリスク?

 せいぜい返事が返ってこないぐらいでしょう。
 あなたの評価が落ちるわけではないし。

 もし、反応があればラッキーよ。

 あなたが「大切にしたい真実」が「本物」なら
 社長に提案することには何のリスクもないから。」



この言葉に勇気づけられ、感化され、
すぐに提案書の作成に着手しました。


完成には3週間要しました。


そして、提出しました。


自分でも考えられない行動ですが、社長へ提案したのです。

そして、2週間。

秘書の方経由ですが、御返事を頂戴しました。
 

〇●〇●〇●〇
 

  
〇●〇●〇●〇
 

f:id:hd_murakami:20180606123708j:plain

レビュー『体感する宇宙』 竹内薫・著 KADOKAWA/エンターブレイン ~レゾナンスリーディングvol.39



【もしも、新婚旅行中にケンカをしてしまったら? それが「○○○○○」だ!!】





『体感する宇宙』


 著者:竹内薫
 出版社:KADOKAWA/エンターブレイン
 発売日:2014/4/10

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047295620



f:id:hd_murakami:20180605191107j:plain



こんにちは。
サイエンスファシリテーターの村上英範です。
https://peatix.com/group/48586/

「親と子と科学をむすび、未来を創る」
「大人も子どもも共に学ぶ、学びの宇宙空間づくり」

を目指し、親子で活動をしています。



「宇宙」を楽しみながら学びたい!
そんな方におススメなのが『体感する宇宙』です。


謎に満ちた宇宙を「実生活にある身近な例」に置き換えることで
専門的な知識をざっくりイメージしてしまおうというのが狙いです。


「正しく学ぶ」よりも「学ぶことを楽しむ」がポイントです。


何かを学ぶとき、
正しく知識を得なければならないと思いがちなのですが
必ずしもそれだけを良しとする必要はないんです。

ざっくりでもイメージすることからスタート、
その行為そのものを楽しむというのが良いです。

初学にはその方が腹落ちしますし
本格的な学習に移行する際にも長続きできると思います。


本書でいう「想像の翼で体感しよう」です。


それでは、どのうにイメージを楽しめばよいか?


本書のユニークな事例をご紹介したいと思います。


◆もしも、家の電気のブレーカーが落ちたら?


たまに経験しますよね。
電気の使い過ぎでブレーカーが落ちてしまうこと。


これが宇宙とどう関係するのでしょうか?
「何」だと思いますか?

⇒それが「宇宙旅行」だ!!


夜ブレーカーが落ちて真っ暗になってしまったとき、
あなたはどう対処しますか?

何も見えない暗闇のなか、
だいたいのブレーカーの位置を思い浮かべながら
少しずつ向かっていくのではないでしょうか。


まずは5歩くらい進んで、廊下に出る。
次に10歩くらいかな、洗面所に入って、奥の壁の上の方に…。
おそらくこんな感じでしょう。


実は「宇宙旅行」における「目的地までどのように向かうか?」
というナビゲーションでも、
これとまったく同じことをしているのだそうです。


要するに「宇宙旅行」とは……


その方法は思っているよりも原始的で、
暗闇の中をブレーカーの所まで向かう行為と似ているんです。


月に行くのであれば、
何月何日に月があるはずの位置に向かって飛び立ちます。
ロケットの加速度(エンジンをどれくらいふかしたか)を測りながら
ふかす時間や方向を決めて、誤差を軌道修正しながら、目的地をめざします。


つまり「宇宙旅行」は「暗闇のブレーカー」となるわけです(笑)


想像上の「宇宙旅行」を、実体験のある「暗闇のブレーカー」に
例えることで、すごくイメージしやすく、親近感もわきます。


本編では、このようにイメージをした後に、
少し深い内容が添えられて知識を学ぶ、という構成になります。


それでは、次のお題です。


◆もしも、部隊の裏側で大勢の裏方さんが仕事をしているのを見たら?


これが宇宙の「何」とどう関係するのでしょうか?

その答えは……。

⇒それが「ダークマター」だ!!


舞台を裏から支える大道具や照明、音響さん。
彼らなしでは上演することはできません。
役者だけでは成立しないのです。

お客さんからは見えないけど、絶対に必要な人……。

ダークマター」も裏方さんと同じように、
なければ宇宙を成立させることができないと言われています。

宇宙が成り立たなければ、
私たちも存在することができないのですが、
私たちはまだ、彼らの顔を見たことがありません。


要するに「ダークマター」とは……


私たち人類がその存在を確認している宇宙を構成する物質は、たった4%に過ぎません。
残りの96%は何でできているのかというと、22%はダークマター
74%がダークエネルギーとされています。
なんと96%がダーク(暗黒)なのです。

その正体はまだ誰にも分からないし、見えてもいないからです。


ただし、ダークマターはその重力が確認されていて、分布図までできています。
物質として「存在している」ことは分かっているというわけです。

なぜ、見えもしないものが「ある」ことになっているのかというと
「ない」と銀河ができる理由が成り立たないからだそうです。
銀河を説明するためには「ダークマター」という仮説が必要なのです。

説明できる仮説ができたら、それを発見するというのが科学の世界になります。


◆もしも、新婚旅行中にケンカをしてしまったら?


⇒それが「○○○○○」だ!!


皆さんは、何だと思いますか?

「新婚旅行中のケンカ」と共通するモノ……。

一度イメージを膨らませて、楽しんでみてください^^


(答えのみブログの最後に書いておきますね。)




f:id:hd_murakami:20180605191202j:plain


◆最後に/まとめ


以上のように徹底的に抽象化することで
「専門的な事」と「日常」の共通項を見い出し、
誰もがイメージしやすいように描かれています。


なかには強引な例えもありますが、それがまた楽しいです。
ついつい製作側の「苦心」や「汗」を想像してしまうからです。


逆に、宇宙に詳しい方は、事例から宇宙の何を説明しようとしているのか
ギャップを埋めるという楽しみ方もあります。
自分なら「○○」で例えるというのもアリです。


専門的にかっちり学ぼうとするだけでは味わえない世界観が詰まっています。
これは何の例えだろうか?と想像力を張り巡らせながら楽しんでみてください。



〇●〇●〇●〇
 

 
〇●〇●〇●〇



◆答え

「もしも、新婚旅行中にケンカをしてしまったら?」

⇒それが「ビッグバン」だ!!

「新婚旅行中にケンカ」=「ビッグバン」
オモシロいので、ぜひ、本書で確認してみてください。



◆追記

本書は、科学館イベントにもお持ちする予定です。
科学館で読書会vol.2「宇宙を想像してみよう」in バンドー神戸青少年科学館 - お父さんは サイエンスファシリテーター




〇●〇●〇●〇
 

 
〇●〇●〇●〇
 
 

◆◆ 私の活動 ◆◆

 
サイエンスファシリテーター

◆親と子と科学をむすび、未来を創る
◆大人も子どもも共に学ぶ、宇宙は共通言語!

startup-papa.hatenablog.com
 
サイエンス読書会
peatix.com

 
レゾナンスファシリテーター

◆変化の時代のコンテンツづくり
◆人生が飛躍する読書術+行動術
resonance-murakami.peatix.com
 
 
描こう あなたのビジネスモデルキャンバス
peatix.com
・商品開発ワークショップ
・キャリアキャンバスワークショップ
・組織づくりワークショップ


◆読書会型ワークショップ

◆おとなの絵本プロジェクト 大阪スタッフ

◆ラジオ番組『ぱぴぷぺパパ』ゲストパーソナリティー


その正体は…
サラリーマン エンジニア
子だくさんパパです (笑)

○●○●○●●○

最後までお読みくださり
ありがとうございました (^_^)



f:id:hd_murakami:20180525002205j:plain

「私」か「あなた」か。その文脈の主語は誰ですか?




【※私個人の意見です。】
 

 
自分という個体は少なからず
他者という集合体の中に存在します。

ゆえに、自分を省みるということは
他者との関係性を省みること
とも言えるのではないでしょうか。

これを避けてとおるのは難しいと考えます。


つまり、自分を省みる・自分を深くみつめる際に
主語が「私」という状態に固執する限りは
「自分という檻」に囚われた状態にあると思うのです。



「私」という「檻」が、自身の制御を乱し
結果、自らの環境に制限をかけてしまっているのです。


「自分はこうなんですよ。分かってください。」
「自分がいる環境が悪いから仕方がないんですよ。」

その言葉は、檻の中だけに響き渡ります。


『嫌われる勇気』の表現を借りると
"自分の課題を、他者に押し付けている"状態です。


でも、主体が「他者」に変わればどうでしょうか?


「あなたの立場も、分かります。」
「先方に迷惑は掛けられませんよね。」

そんな「他者」が主体となる勇気ある言葉。

「他者」への思いやりが、

「あなたも大変ですよね。分かりましたよ。」
「大丈夫ですよ。あなたのことは分かってますから。」

と あたたかな関係性を育むのではないでしょうか。

やがて思いやりは、あなたの元に
戻っていくのではないでしょうか。



「他者」への思いやりこそが
「自分という檻」から「自由に出入りできる」術であると考えます。


気が楽でいる状態とは、こういうことだと思うのです。


繰り返しになりますが
「他者」を省みず「私」だけを表現する言葉は
檻の中だけに響き渡り
不協和音のように自分自身を苦しめます。



なぜ、その機会を得るに至ったのでしょうか。
そこに感謝はないのでしょうか。

大人なんだから "一年前と同じ声" を浴びせても……。

あなたがマイナスからプラスに転じるために
「他者」を巻き込み あたる必要があるのでしょうか。

振り返りも結局「私」基準にみえます。
なので、閉じられた世界で "同じことを
繰り返せる"
んだと思います。

論点が噛み合うことはないでしょうし、
そのレベルでの話は「私」には必要ありません。



他者との関係性や他者への感謝を軽んじる状態は
自分自身をも大切にしていない状態である
というのが私個人の意見です。


自分の環境は自分自身がつくりだしているんです。


これは、私自身が会社で働くことを通して、得た知恵です。

三男からのメッセージ「Take it easy. You'll be all right.」



「Take it easy. You'll be all right.」

と ほほえんでるような感じ (笑)

f:id:hd_murakami:20180606080450j:plain



どうやら難しい顔になっていたようです。


提案書づくりは いったん脇におき

一緒に ほやほや リラックスしようと思います。


こういうのって主語が "私" であるかぎり
周りが見えなくなりますよね。


スマイル☺


"あなた" ので視点でつくり直したいです。



〇●〇●〇●〇
 

  
〇●〇●〇●〇
 

f:id:hd_murakami:20180606080617j:plain

父の日の思い出に【満員御礼】科学館で読書会vol.2「宇宙を想像してみよう」in バンドー神戸青少年科学館



f:id:hd_murakami:20180607103553j:plain


 

◆親と子と科学をむすび、未来を創る
◆大人も子ども共に学ぶ、学びの宇宙空間

 


科学館で読書会vol.2
 「宇宙を想像してみよう」
in バンドー神戸青少年科学館

 


誠にありがとうございます。

応募が定員に達し
満員御礼となりました!


ありがとうございます! 
これは本当に嬉しいです。
 

父の日開催ということで
親子での申込みを多く頂戴しました。

小学3年生のお子さんが多いです。
 

お父さんの笑顔

お母さんの笑顔

お子さんの笑顔


父の日の思い出となるように
イマジネーションたっぷりのワークで遊びながら
本と仲間で宇宙を楽しめるよう
しっかり準備をしたいと思います。


 
 

◆ご連絡

有り難いことに 満員御礼 となりましたが
科学館さまに若干名の増席を調整していただきました。
 
もし、ご希望の方がございましたら、
早めに村上までメッセージをお願いいたします。
 
 



〇●〇●〇●〇
 

  
〇●〇●〇●〇
 
 
f:id:hd_murakami:20180607103629j:plain

◆ 私の活動 ◆

 
サイエンスファシリテーター

◆親と子と科学をむすび、未来を創る
◆大人も子どもも共に学ぶ、宇宙は共通言語!

http://startup-papa.hatenablog.com/entry/2018/05/23/000500startup-papa.hatenablog.com
 
peatix.com

 
レゾナンスリーディング入門講座
resonance-murakami.peatix.com
 
 
描こう あなたのビジネスモデルキャンバス
peatix.com
 

◆ここまで◆


最後までお読みくださり
ありがとうございました (^_^)


f:id:hd_murakami:20180321170757j:plain

『 Selene Heart 』




第四子の誕生とともに
我が家へ贈られてきました

Selene Heart 』



f:id:hd_murakami:20180604075210j:plain




夜空から見守る月のようなハート

Seleneとは「月の女神」

月の女神は「子だくさん」も意味するそうです(笑)


調べてみると
月探査機「かぐや」の正式名称が
「Selenological and Engineering Explorer
Selene

つながった!
サイエンスファシリテーターにもピッタリ!



f:id:hd_murakami:20180604075243j:plain




家族で毎日眺めているハート

世界にひとつのだけの村上家のハート

橘さん&多喜さん、本当にありがとうございます!!




〇●〇●〇●〇
 

 
〇●〇●〇●〇
 
 

◆ 私の活動 ◆

 
サイエンスファシリテーター

◆親と子と科学をむすび、未来を創る
◆大人も子どもも共に学ぶ、宇宙は共通言語!

http://startup-papa.hatenablog.com/entry/2018/05/23/000500startup-papa.hatenablog.com
 
peatix.com

 
レゾナンスリーディング入門講座
resonance-murakami.peatix.com
 
 
描こう あなたのビジネスモデルキャンバス
peatix.com
 

◆ここまで◆


最後までお読みくださり
ありがとうございました (^_^)


f:id:hd_murakami:20180426103853j:plain

レビュー『太陽系観光旅行読本』 原書房 ~レゾナンスリーディングvol.38


冥王星に旅行したい!(笑)】





『太陽系観光旅行読本
 おすすめスポット&知っておきたいサイエンス』


 著者:オリヴィア・コスキー
    ジェイナ・グルセヴィッチ
翻訳: 露久保 由美子
 出版社:原書房
 発売日:2018/2/27

https://amzn.to/3ok8JxO



f:id:hd_murakami:20180531223246j:plain




こんにちは。
サイエンスファシリテーターの村上英範です。
https://peatix.com/group/48586/

「親と子と科学をむすび、未来を創る」
を目指し、活動をしています。


◆『太陽系の歩き方』


突然ですが、質問です。


あなたが旅行をする場合、

ガイド本を頼りに 楽しみますか?


私は、頼りにしてしまいます。
事前にある程度の予備知識がないと不安なんです。汗
(小心者 笑)


でも、なかには自力で楽しむ方も多いと思うんです。


私の妹なんかは、4さいの娘を連れて
ノープランでアジア旅行をしています。

同じ血筋とは思えない、勇敢さ。

すごっ!

未知の領域を自身で切り開くことを楽しんでいる姿に憧れます。



でもでも、もし、その行先が、
南極だったらどうでしょうか?

ダナキル砂漠だったら…、大丈夫そうでしょうか?



さすがに、事前に調べますよね?


何もせず無鉄砲に臨むという方はかなり少ないと思うんです。


行き先が過酷な地域になればなるほど
しっかりとした準備と知識をもって
命を大切にすると思うのです。


では、その行き先が

宇宙だったとしたら…?

太陽系を観光旅行できるとしたら…?



あなたは何を学び、どんな準備をしますか?



そこで、この『太陽系観光旅行読本』の登場です!


本書は地球の歩き方の宇宙版
『太陽系の歩き方』がまとめられた一冊です。


宇宙を旅行するために
私たちはどんな準備をする必要があるのか。

そして、宇宙へ飛び立った暁には
どんなことができ、何を楽しめるのか。

ガイドのような語り口で
太陽系の惑星のおすすめスポットや
お楽しみのアクティビティを
伝えてくれます。


最先端の知っておきたい宇宙科学を
イマジネーションいっぱいに学ぶことのできる宇宙本になります。


これは、ほんと楽しい一冊です!


太陽系観光旅行読本:おすすめスポット&知っておきたいサイエンス | オリヴィア・コスキー, ジェイナ・グルセヴィッチ, 露久保 由美子 |本 | 通販 | Amazon


◆行き先は太陽系


まずは、地球を発つ準備が紹介されます。

NASA宇宙飛行士ばりの詳しい情報が満載です。


そして、いざ宇宙へ。


水星
金星
火星
木星
土星
天王星
海王星
冥王星

(えっ、えっ、め、冥王星も!)


最後に 地球への帰還。


この旅行プロセスを独特のセンスで
表現しているのが、本書なのです。


◆いざ、冥王星へ!


「準」惑星に降格した冥王星

個人的に、冥王星の紹介が一番好きだったので
雰囲気を感じてもらえるように
そのまま書き出してみます。


かつて惑星として知られた天体、冥王星は、太陽系で最も愛され、そして論争の的となっている宇宙リゾート地です。宇宙物体の序列においては名声を失ったものの、冥王星はいまなお、そしてこれからもずっと、ひっそりと孤立した場所を求める人から支持を得る評判の保養地であることに変わりはありません。1930年に天文学者クライド・トンボ―によって発見されたこの氷の塊に、世代を超えて多くの人々の想像力を刺激してきました。名前の由来となったローマ神話の冥界の神「プルート」が「黄泉の国」の代名詞であるなら、その黄泉の国は凍りついた世界だったようです。


冥王星悲喜こもごもが詰まっています。

まるでガイドさんが目の前にいるようです。


そして、こうまとめられます。

結局――理屈はどうあれ――冥王星準惑星に降格されたことは、賢い宇宙旅行者にとってはメリットとなりました。「準」惑星なのですからツアーは多少の値引きがありますり、惑星の喧噪を逃れておだやかな休暇を過ごせるでしょうから。


なんとツアーの割引きです(笑)


そして、個人的なオチがこれ。

出発のタイミング
冥王星はかなりつぶれた楕円軌道をとるので、冥王星が太陽に最も近いとき(近日点)に行くのがベストです。(中略)冥王星の一番最近の近日点は1989年だったので、次のベストタイミングは2237年ということになります。でもあきらめないで!曾曾曾曾曾曾曾孫のためにチケットを買うことはできます。なお。最短のルートをとったとしても片道に10年、往復なら20年はかかります。中年になるまでに地球に戻ってこられるよう、若いうちに旅行の計画を立てることをおすすめします。

「いや、自分ら行かれへんのかーい!」って。笑


行く気マンマンで妄想していたので、裏切られました~(笑)



と、このようにユーモアたっぷりに
それぞれの惑星について描かれています。


最先端の宇宙科学と、いまの技術で実現できること。
イマジネーションもいっぱいに膨らんでいきます。



f:id:hd_murakami:20180531224210j:plain


◆最後に/まとめ


太陽旅行については書かれていません。
近づけるのは水星あたりまで!?

やはり太陽を旅行することは難しいんでしょうね 笑


というように太陽系観光という切り口で
想像力いっぱいに学べるちょっと変わった本、
書かれている科学はホンモノです。


あー、たのし(^_^)

ほんと楽しい一冊ですので、おすすめです!


amzn.to


◆追記

本書は、科学館イベントにもお持ちする予定です。
科学館で読書会vol.2「宇宙を想像してみよう」in バンドー神戸青少年科学館 - お父さんは サイエンスファシリテーター




〇●〇●〇●〇
 

 
〇●〇●〇●〇
 
 

◆◆ 私の活動 ◆◆

 
サイエンスファシリテーター

◆親と子と科学をむすび、未来を創る
◆大人も子どもも共に学ぶ、宇宙は共通言語!

startup-papa.hatenablog.com
 
サイエンス読書会
peatix.com

 
レゾナンスファシリテーター

◆変化の時代のコンテンツづくり
◆人生が飛躍する読書術+行動術
resonance-murakami.peatix.com
 
 
描こう あなたのビジネスモデルキャンバス
peatix.com
・商品開発ワークショップ
・キャリアキャンバスワークショップ
・組織づくりワークショップ


◆読書会型ワークショップ

◆おとなの絵本プロジェクト 大阪スタッフ

◆ラジオ番組『ぱぴぷぺパパ』ゲストパーソナリティー


その正体は…
サラリーマン エンジニア
子だくさんパパです (笑)

○●○●○●●○

最後までお読みくださり
ありがとうございました (^_^)



f:id:hd_murakami:20180525002205j:plain

【読書のヒント①】いつ読みますか? ~私的 本とのつき合い方



【いつ読書をすれば、あなたは もっとも効果を得られそうですか?】


こんにちは。
レゾナンスファシリテーターの村上英範です。
https://resonance-murakami.peatix.com/

いつもお読みいただきまして、ありがとうございます。



今回は「ビジネス書」 に関して私の事例をご紹介します。

何かしらのヒントになれば幸いです。



f:id:hd_murakami:20180530184748j:plain



◆いつ読むのか、どのくらい読むのか


私の読書は、です。

良い一日を過ごすために、最も重要といわれる「朝」に読みます。


6時に起きて、お茶を軽く口にふくみ
顔を洗い、軽くストレッチした後に
本を手に取ります。


前夜に、
読む本を決め、読む目的を設定していると
起きやすいです。

「○○するためのヒントを得るために、この本を読むぞー!」


けっこう重要で
決めてないと、起きれません。笑


朝読書は、
6時10分~6時40分くらいまでの30分間
レゾナンスリーディングをします。


(参考)
『1冊20分読まずにわかる「すごい」読書術』


f:id:hd_murakami:20180530182901j:plain




30分間、1冊の本にふれ、
7時過ぎには家を出ます。


「この本をもっと読みたいなぁ」

「この部分はどういうことだろう?」


さらなる関心が芽生えていると
通勤電車の20分間を使って
気になった箇所を深めます。


読書のアウトプットとして
自分の活動や行動を改善するための
イデアやヒント
を掴んでいるので
その日のなかで実際に試してみます。


上手くいくとき。

あまり効果がないとき。


実践してみると、
また新しい答えを得ることができます。


それを踏まえて

「今日の行動をさらに一段上げるとすれば
 他にどんな行動をすればいいだろう?」

「実践したけど上手くいかなかったのは、なぜ?」

という視点で、本をパラパラしながら
帰りの電車の10分間を振り返ります。


ビジネス書であれば
こんな感じで1冊30~60分間の目安で
活用しています。


もちろん毎日このように完ぺきに活用できているわけではありません。

その日の調子や活力にもよるので、ダラダラ読んで終わる日もあります。


ここで大切なのは
常に完ぺきにやろうとすることではなく
理想とするスタイルを持ちつつ、
自分自身を客観的にみれること
だと考えます。


現実と理想のギャップを省みることができるので
「今日はぜんぜんダメだった…」
とネガティブストレスを抱えることもありません。

「体調はイマイチだったけど、これを学ぶことができた!」
と誉めてあげることができます。


◆多読する理由、それは人生の1冊のため


私は、基本的に1日に1冊を読みたいです。
1ヶ月で30冊ぐらいです。

たくさん読みたい理由は、
たくさんの著者の視点や意見を
頭の中に置いておきたいから
です。


そうすることによって
繰返し何度も読む「人生の本「との
関係性を濃くすること
ができるからです。


そのために、ビジネス書の場合は
1ページ目の1行目から、最終ページの最終行まで
すべてを読むということは滅多にありません。


1冊すべてに目をくばるのではなく
限定した時間のなかで
自分にとって必要なエッセンスを獲得し、行動する

という読み方です。


そして、時おり
大切な1冊に向き合うのです。


◆今回のまとめ

今回ご紹介した読書スタイルは
あくまで私の場合です。


読む本やテーマ、目的
体調や活力
これらに合わせて柔軟に変えることも
楽しさのひとつです。


本とのつき合い方は、人それぞれです。

あなた自身の方法を見つけ、大切にしてほしいと思います。




(次回【読書のヒント②】へ続きます)




〇●〇●〇●〇
 

 
〇●〇●〇●〇
 
 

◆◆ 私の活動 ◆◆

 
サイエンスファシリテーター

◆親と子と科学をむすび、未来を創る
◆大人も子どもも共に学ぶ、宇宙は共通言語!

startup-papa.hatenablog.com
 
サイエンス読書会
peatix.com

 
レゾナンスファシリテーター

◆変化の時代のコンテンツづくり
◆人生が飛躍する読書術+行動術
resonance-murakami.peatix.com
 
 
描こう あなたのビジネスモデルキャンバス
peatix.com
 
◆組織づくりワークショップ

◆読書会型ワークショップ

◆おとなの絵本プロジェクト 大阪スタッフ

◆ラジオ番組『ぱぴぷぺパパ』ゲストパーソナリティー


その正体は…
サラリーマンエンジニア
子だくさんパパです (笑)

○●○●○●●○

最後までお読みくださり
ありがとうございました (^_^)



f:id:hd_murakami:20180525002205j:plain