お父さんは サイエンスファシリテーター

お父さんは サイエンスファシリテーター

妻と子4人の6人家族。目標は、名著『ビジネスマンの父より30通の手紙』のような【書】を子ども達に残すこと!でスタートしたけれど、自分のエゴにおこがましさを感じはじめた今日この頃(笑) 小さな歩みをコツコツ積み重ね、20年後の自分が振り返った時に、幸福感に包まれるブログにしたいです。★★★「大人と子どもと科学をむすび 未来を創る」サイエンスファシリテーター。科学館で宇宙親子イベント主催。「組織の成果と個人の喜びをシナジーし 未来を創る」組織学習パートナー。組織研修ご提案。その正体は、サラリーマン★★★

【退職。社長からのメッセージ】

4月5日が現職の最終出勤日でした。
最終週は5日間をかけて100名強の方々に退職の挨拶をしました。
県内の事業所と親会社は対面で、遠方にある事業所は電話で御礼を伝えました。
近ごろ退職の挨拶をメールで済ませる人が多いですが、皆さまの支えがあったからこそ、充実した4年間になったと思うからです。
 
 部長以上の年配者は「チャレンジやな」「奥さんはOKだしたの?」とリスクを心配してくださいました。
同世代や若い方は「村上さんはベンチャーが向いてそう」「今の組織ではやりづらかったでしょう」とたくさん応援してくださいました。
 
もっとも緊張したのは、やはり社長との対面でした。
社長はとても厳しい方です。
退職は背任行為ととられ、話す機会すらもらえないという懸念もありました。
しかし、それは杞憂でした。
約20分間、会社の問題点や、僕の次のビジョンを聴いてくださいました。
最後に、寂しげな表情で「次のところで上手くいかなかったら、また戻ってくればいい」とおっしゃってくださいました。
有り難いお言葉でした。
僕の4年間が認めてもらえた気がして、去る寂しさが増しました。
 
今、最終出勤日から10日が過ぎました。
家族行事や家事をしながら、5月からのベンチャー初挑戦に向けて準備をしています。
体力づくりや知識補充、人にも会って、充電期間を過ごしています。
(4年前コロナ禍の転職時も同様の準備で、スタートダッシュが決まりました。再現を狙っています。)
 
ベンチャーでは、ものづくりの最前線でお客様と密着し、お客様の成功ために仕事をします。
技術営業 兼 技術者として、現場の課題を丁寧に解決し、それをもとに事業開発するのが僕の役割です。
ものづくり現場を駆け回ることになるので、外からにはなりますが、現職のロボットやアフターサービスを推奨し、陰ながら貢献するつもりです。
 
加えて、個人としては、起業家の方と働くことで、自分のビジネスの確立を目指します。
過去行っていた人財育成の複業を再開し、とくに技術人財の育成を行いたいです。
現場を回るなかで、お客様の生産課題と合わせて、技術者の課題も集めます。
生産課題はベンチャーで解決し、技術者課題は僕が解決するという絵を描いています。
 
 
志半ばで現職を去ることはとても難しい決断でしたが、この先は外部パートナーとして貢献を続けたいです。
そして、ベンチャーでの新しい挑戦で、ますます豊かな人生にしていこうと思います。