【リソースを分解しよう!】
『ストレッチ
少ないリソースで思わぬ成果を出す方法』
著者:スコット・ソネンシェイン
訳者:三木俊哉
出版社:海と月社
発売日:2018/4/26
こんにちは。
レゾナンスファシリテーターの村上英範です。
https://resonance-murakami.peatix.com/
いつもお読みいただきまして、ありがとうございます。
◆「ないものねだり」からの卒業
SNSから流れてくるスキルやアイテム情報。
・自分にもこんなスキルがあれば、○○ができるのに!
・自分もこの商品を使って、○○な活動をしたい!
隣の芝生は青く見えるものです。
そこで、本書『ストレッチ』の出番、
副題「少ないリソースで思わぬ成果を出す方法」です。
自分の手持ちのモノだけで成果を最大化するには?
その考え方やトレーニング方法を学ぶことができます。
◆「ストレッチ」とは?
本書では「ストレッチ」をこのように定義しています。
多くのリソースを望むのではなく、手持ちのリソースの可能性を受け入れ、それを行動の手がかりにする考え方であり、技能である。
それでは、なぜ、この「ストレッチ」が必要なのでしょうか?
理由は、
急速に変化するこの時代において
あれも欲しい、これも必要だと、
新しいリソースを追い求めばかりだと
状況はあっという間に変わってしまい
対応することが難しくなるからです。
それよりも、
自身が今持っているもので
創意工夫することこそが、
時代を生き抜くことにつながるというのです。
無いものに目を向けてばかりでは
有るもの潜在能力を活かしきることができません。
それでは、どのようにすれば手持ちのリソースの
ポテンシャルを最大限に活用できるのでしょうか?
◆分解する!
第9章に12の「ストレッチ強化トレーニング」
がまとめられています。
① きっぱりノーと言う
②「眠れる森の美女」を探す
③ 探検に出る
④ 集中しない
⑤ 新しい隣人を選ぶ
⑥ 毎日感謝する
⑦ クローゼットの中身を総点検する
⑧「事後の計画」を立てる
⑨ 後列をランダムにする
⑩「半年の計」を立てる
⑪ 分解する
⑫ ごみに宝を見出す
これだけ見ると、何のことやら?ですよね。
イメージできるもの、そうでないもの。
私も読了しましたが、いくつかはクエスチョンのままです。
(ロジックがつながりにくい…。)
すこし脱線しますが、本の帯には、
ジム・コリンズ(『ビジョナリー・カンパニー』著者)
のコメントがあります。
「読み手に挑みかけ、考えさせ、「建設的な不快感」をもたらす書物である」
違和感の正体はこれなのかもしれません。
もっと考えたいです。
では、話しを戻しますね。
12ある方法の中で、私が最も実践を考えているのが
「⑪ 分解する」です。
・リソースの分解のしかた
質問① そのリソースはもっと分解できるか?
質問② 分解した要素から何か用途が思い浮かぶか?
できるだけ小さな構成要素に分解することで
隠れた用途がたくさん見つかる、とのことです。
最初に用途ばかりに着目すると
ふつうとは異なる用途を想像できなくなるのです。
例を挙げます。
「ふたつの重いスチールのリングを、ロウソク、マッチ、一辺5cmのスチールの立方体だけを使って互いに固定するにはどうすればよいか?」
答えは何だと思われますか?
溶けたロウでスチールのリングをくっつけるのは難しいですよね?
ちなみに、私は分かりませんでした。笑
正解のひとつは、ロウソクの芯をひもとして使い、ふたつのリングを束ねるというもの。
(とんちのようですが、案外これが大切なのかも。)
すなわち、これが
・できるだけ小さな構成要素に分解することで
隠れた用途がたくさん見つかる
・最初に用途ばかりに着目すると
ふつうとは異なる用途を想像できなくなる
そのための問いが
質問① そのリソースはもっと分解できるか?
質問② 分解した要素から何か用途が思い浮かぶか?
になります。
◆ベイビーステップ
私自身はリソースの棚卸はしていたのですが
「分解する」という発想はありませんでした。
未来食堂 小林せかいさんの講演や本も相まって
分解の大切さを痛感しています。
「小林せかいの世界観」 未来食堂 小林せかいさんの講演で学んだ2つのこと - お父さんは サイエンスファシリテーター
レビュー『闘う組織』 ダイレクト出版 月刊ビジネス選書 2018年5月号 ~レゾナンスリーディングvol.35 - お父さんは サイエンスファシリテーター
ということで早速
手持ちリソースの分解をはじめています。
例えばこれです。
なぜ、私がやるのか? 引き継いだ業務を楽チンにグレードアップさせる方法 ~ビジネスモデルキャンバス活用 - お父さんは サイエンスファシリテーター
◆最後に/まとめ
私も習得したいスキルはたくさんあります。
冒頭に書いた悩みは私のものです。
でも、悲しいかな
マネーという資源に限界があります…(汗)
なので基本的に私のブログに登場する
・レゾナンスリーティング
・ビジネスモデルキャンバス
二本柱で頑張っています。
レゾナンスリーディングは
"速読"は、氷山の一角であると言えるほど
人生において広く深く使えると感じています。
同様に、ビジネスモデルキャンバスも
誰でも簡単に紙1枚でできるシンプルさ故に、
まさに万能、何でもかんでも応用できます。
私自身もまだまだこれらのリソースのポテンシャルを
完全に引き出せるとはとても言えませんし
そもそもこのリソース自体が進化を続けています。
どんな場面でも
この二本柱をミックスさせて
成果を出せるように努めたいです。
最後に
あなたのリソースは何でしょうか?
最大限に活かし、創意工夫されていますか?
〇●〇●〇●〇
〇●〇●〇●〇
〇● 私の活動 〇●
サイエンスファシリテーター
◆親と子と科学をむすび、未来を創る
◆大人も子どもも共に学ぶ、宇宙は共通言語!
startup-papa.hatenablog.com
サイエンス読書会
peatix.com
レゾナンスファシリテーター
◆変化の時代のコンテンツづくり
◆人生が飛躍する読書術+行動術
resonance-murakami.peatix.com
描こう あなたのビジネスモデルキャンバス
peatix.com
◆組織づくりワークショップ
◆読書会型ワークショップ
◆おとなの絵本プロジェクト 大阪スタッフ
◆ラジオ番組『ぱぴぷぺパパ』ゲストパーソナリティー
加えて、子だくさんパパです (笑)
○●○●○●●○
最後までお読みくださり
ありがとうございました (^_^)