お父さんは サイエンスファシリテーター

お父さんは サイエンスファシリテーター

目標は、名著『ビジネスマンの父より30通の手紙』のような【書】を子ども達に残すこと!でスタートしたけれど、自分のエゴにおこがましさを感じはじめた今日この頃(笑) 小さな歩みをコツコツ積み重ね、20年後の自分が振り返った時に、幸福感と高揚感に包まれるブログにしたいです。 ★★★科学館での親子イベントや読書会型ワークショップによる共創学習をお手伝いしています。 ご依頼はメッセージにてお気軽にお問い合わせください。宜しくお願い致します。★★★

レビュー『眠れなくなるほど面白い 図解 宇宙の話』 渡部潤一・監修 日本文芸社 ~レゾナンスリーディングvol.37


【身近な宇宙から、宇宙の深淵まで】

『眠れなくなるほど面白い 図解 宇宙の話』

 監修:渡部潤一
 出版社:日本文芸社
 発売日:2018/3/17

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4537261862



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こんにちは。
サイエンスファシリテーターの村上英範です。
https://peatix.com/group/48586/

「親と子と科学をむすび、未来を創る」

「宇宙は共通言語!大人も子どもも共に学ぶ空間づくり」

を目指し、活動をしています。




例えば、スーパームーン


最近よく耳にしますよね。

インスタ映えするので
SNSにも登場することが多くなりました。


ところで、この「スーパームーン
月のどのような状態であるか、ご存知でしょうか?

お子さんに尋ねられたら、なんて答えますか?


簡単にいうと
「地球にもっとも近いときの満月」
です。


月と地球との距離は、時間によって異なります。

月が地球を回る軌道が「楕円形」なので
もっとも離れているときで約40万㎞
もっとも近づくときで約36万㎞となります。


スーパームーンは、この最も近づいた時の満月です。

ですので、もっとも遠い満月に比べると
15%近く直径が大きく見えることになります。


このように本書では
「身近な宇宙」から「宇宙の深淵」まで
47のテーマがまとめられています。


専門用語なし、イラスト主体なので、
イメージしやすく
興味のあるところから楽しく始めることができます。


今回は、その47のテーマから2つをご紹介します。


◆もし月がなかったら地球はどうなる?


⇒ 超高速の自転によって生命が生存するには過酷すぎる環境に


地球と月はまさに兄弟といえる関係です。
惑星と衛星がお互いにこれほど作用し合うのは
太陽系では地球と月だけだと考えられています。


そんな月が存在していいなかったら、地球はどうなるのでしょうか?


コワいことに、地球は「命の惑星」でなかった可能性があるのです。


例えば、月の潮汐力は地球の自転スピードを遅くする作用をしています。

潮汐力で、お互いに引き合う引力と、
 引き合いながら回るときに生じる遠心力が
 海の干潮と満潮を引き起こしています。)




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※本書より



もし、月がなければ、
地球は1日8時間という猛烈なスピードで回転していると考えられます。
そうなると地表も潮も大荒れの状態です。

(1日8時間なんて短すぎますよね。汗)



また、地球の自転軸の傾きを一定に保ってくれているのも月の引力です。

地球は自転軸が約23.4度傾いた状態で太陽の周りを公転しています。


もし、月がなければ、
地球の自転軸は不規則に変化し、大規模な気候変動が起こることになります。


このように、人類にとって一番身近な天体が
地球に生命の誕生をもたらしたと考えられています。



ところで、その月が地球から遠ざかっているはご存知でしょうか?!

1年に3cmずつ離れているんですが…、

その答え(仮説)は本書でお楽しみください。


◆宇宙のグレートウォールってなに?


⇒ 宇宙にできた「万里の長城


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出典 userdisk.webry.biglobe.ne.jp



星や銀河って、宇宙の中に均等に万遍なく存在していると思います?


実は、違うんです。
均一ではないんです。


星が集まる銀河。
銀河が数十個集まってできる銀河群。
100個から1000個集まった銀河団
この銀河団が集まって形成している超銀河団


かつて、無数の銀河は、宇宙という無限の広がりにおいて
均等に分布していると考えられていました。

ところが、1981年になって、銀河がまったく観測されない領域が見つかりました。

その広さは約1億光年以上にわたる巨大な空間で、ボイド(空洞)と呼ばれています。

宇宙空間ではこのボイド(空洞)がまるで泡のようにいくつも連なり、
泡の表面に銀河団が分布していることが明らかになりました

そして1989年、地球から約2億光年離れたところに、巨大な構造が発見されました。
長さ約5億光年、幅約3億光年の膨大な銀河団からなる「壁」のような構造。

万里の長城(The Great Wall of China)」にちなんで
「グレートウォール」と呼ばれるようになりました。


しかし、発見されたものがグレートウォールのすべてなのか
全体のごく一部なのか現在でも明らかになっていません。


天の川銀河の光が障害になって、完全な姿が観測できないからです。


では、このグレートウォール、どうしてできたのでしょうか?





◆最後に/まとめ


本書は、
最新の天文学や宇宙科学の現状を踏まえつつ
細かな部分が思い切ってそぎ落とされ、
豊富なイラストで表現されています。


ですので、こんな方におすすめです。

宇宙のことを学び始めたいけど、
どの本から始めていいのか分からない方。

お子さんも想像力を働かせながら、楽しめると思います。


現在判明している宇宙の姿や日進月歩の天文学の魅力、
そして、まだまだ謎に満ちた宇宙に親しんでみてください。


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◆追記

本書は、科学館イベントにもお持ちする予定です。

科学館で読書会vol.2「宇宙を想像してみよう」in バンドー神戸青少年科学館 - お父さんは サイエンスファシリテーター





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その正体は…
サラリーマンエンジニア
子だくさんパパです (笑)

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最後までお読みくださり
ありがとうございました (^_^)



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