【仕事の究極的な報酬は何なのか?】
『組織にいながら、自由に働く。
仕事の不安が「夢中」に変わる
「加減乗除(+-×÷)の法則」 』
著者:仲山 進也
出版社:日本能率協会マネジメントセンター
発売日:2018/6/15
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4820731505
(レゾナンスリーディング30分+重点読み30分
+行動計画30分 検討 )
こんにちは。
レゾナンスファシリテーターの村上英範です。
https://resonance-murakami.peatix.com/
いつもお読みいただきまして、ありがとうございます。
「自由すぎるサラリーマン」で有名な仲山進也さんの御著書です。
・楽天で兼業自由、勤怠自由、仕事内容自由
・自分の会社「仲山考材」を経営
・横浜・F・マリノスとプロ契約(2017年当時)
楽天という大組織で勤めながら
自分らしく自由な働き方を実現する
仲山さん、とてもスゴいですよね。
プロフィールはこのようになっています。
◆著者プロフィール
プロフィールからも
ロールモデルとなる働き方ということが
よくイメージできます。
⇒プロフィールがなぜ大切なのか?
startup-papa.hatenablog.com
本書の帯では
仕事の不安が「夢中」に変わる。
「楽しく働くこと」「価値を出すこと」が
見事に統合された「働き方論」。
筆者は仕事を遊ぶ天才だ。
と紹介されています。
私個人も働き方が活動的と言われますが
それは社外に限ってのこと。
社内においては自分が満足できるほど
自由に振る舞うことができていえません。
仲山さんはもっと上のレベルの自由を矜持されており
その考え方やアクションが
体系的に、言語化されている本書は
とても勉強になりました!
◆「組織にいながら自由に働く」とはどういうことか?
結論を先に述べると
「組織にいてもいなくても」自由に働ける人になる
ということで、これが本書のテーマになります。
自由というのは「自分好みの選択肢をもてている状態」で
価値を出しつつ仕事を楽しむスタイルをとることです。
この状態に成長するため本書では
「加減乗除(+-×÷)の法則」として
ステージ毎にとるべき行動と考え方が提言されています。
◆「加減乗除(+-×÷)の法則」
①「加」ステージ
・できることを増やす、ニガテなことをやる
、量稽古
⇒仕事の報酬は「仕事」
②「減」ステージ
・好みでない作業を減らし、強みに集中する
⇒仕事の報酬は「強み」
③「乗」ステージ
・磨き上げた強みに、別の強みを掛け合わせる
⇒仕事の報酬は「仲間」
④「除」ステージ
・ひとつの作業をしていると複数の仕事が同時に進むようにする
⇒仕事の報酬は「自由」
これがとてもタメになり、
どのすでにで具体的に何をすべきか
丁寧に書かれています。
非常に実践的なので
ぜひ、本書でお確かめいただきたいです。
◆自由すぎるサラリーマンになるための8つの極意
①自分の強みを確立する
②常に夢中ゾーンにいられるようにチューニングする
③ひとつの仕事にしがみつかない
④しがらみを作らない
⑤周囲から浮くことを恐れない
⑥流れに乗る
⑦最低限の結果を出した上で自分の強みで成果を出す
⑧仕事=作業×意味だと心得よ
◆最後に/まとめ
◆仕事の究極的な報酬は何なのか?
それは「自由」です。
「加減乗除(+-×÷)の法則」の最終ステージ「除」で
得られる報酬こそが「自由」なのです。
自由の裏返しは、責任であり、
言い換えると、自分で決めないと何も始まらない状態になります。
ですので、すべての人にとって居心地の良い状態かは分からないんです。
なかには指示されることを望む人もいるので、人を選ぶのかもしれません。
ここで、著者の仲山さんは、
なぜ、本書をまとめられたのかです。
「子どもが憧れる、夢中で仕事をする大人を増やしたい」
これが著者の理念(目的・意義)
とのことです。
共感・共鳴せずにはいられません。
なぜならば、
私の活動も同じ理想像が起点になっているからです。
「サイエンスファシリテーター」の活動もそう、
息子たちが父親の楽しく働く背中を
見てくれていれば嬉しいなという
小さなエゴを持っています。
月一ゲストパーソナリティを務める
インターネットラジオ番組『ぱぴぷぺパパ 3.0』の
番組メッセージも同様なのです。
ですので、本書は私の指針が
体系的に言語化されたような一冊であり
かつ、自由について上のレベルで
実践的な内容がまとめられているので
重宝することになりそうです。
自分の働き方を見直したい方は、
ぜひ活用してみてください!
◆◆ 私の活動 ◆◆
サイエンスファシリテーター
「親と子と科学をむすび、未来を創る」
「大人も子どもも共に学ぶ、宇宙は共通言語」
startup-papa.hatenablog.com
サイエンス読書会
peatix.com
レゾナンスファシリテーター
「変化の時代のコンテンツづくり」
「人生を飛躍させる読書と行動づくり」
resonance-murakami.peatix.com
ライフチャレンジ・エンジニア
「描こう あなたのビジネスモデルキャンバス」
peatix.com
事業開発/キャリア構築/組織づくりワークショップ
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最後までお読みくださり、ありがとうございました (^_^)