【この本から学ぶべき"新しい視点"は何か?】
『UNMARKETING(アンマーケティング)』
著者:スコット・ストラッテン
アリソン・クレイマー
出版社:ダイレクト出版
ダイレクト出版さんから届いた
月刊ビジネス選書の1月号です。
(本来の1月号は別の本を
計画されていたとのことでした。
無事に出版されることを期待します。)
結論から言うと
【この本から学ぶべき"新しい視点"は何か?】
この本書独自の"新しい視点"は
見つかりませんでした。
(ツイッター1ヵ月に7000ツイート?)
個人的には、既知の情報が多い印象です。
もちろん
「知っている=出来る」ではありません。
おごらずに復習し
行動に変えていかねばなりません。
レゾナンスリーディング30分
『UNMARKETING』とは
「お客さまとの接点すべてを
マーケティングの機会として捉えること」
すなわち
「あなたが実践するべきことは
お客さまとの関係を築き上げること」
になります。
このようにチャネルや
カスタマーリレーションシップの観点から
幅広く抑えられているのが本書です。
◆本書を読む目的
私が2018年に身につけるべき
マーケティング行動を考え、計画する。
◆私の学びポイント
①購買ピラミッド
購買層をピラミッドで表現されています。
最上層から
1満足している既存顧客
2信頼できる情報源からの推薦
3購入したことはないが
お付き合いのある潜在顧客
4ある分野のエキスパートであると
世に認められている
5広告や、インターネットでの検索など
6コールド・コール(勧誘電話やアポなし訪問)
もし、あなたが相手から
このピラミッドの上層部で
選ばれているのであれば
競争も少なくてすみ、
かつ、利利幅も高くなる。
しかし、下層部に近づけば近づくほど
競争力が激しくなり、
かつ、利益率も低くなる。
⇒上層部のお客さまとトライブを
構築していくことが肝要となる。
(継続して1、2、3のお客様に
アプローチをしていく。)
②良質のコンテンツを生みだすポイントは
お客さまの「痛み」に気付くこと。
そして、あなたの価値で解決できること。
自身の経験から「痛み」を解放できれば
なお素晴らしい。
⇒バリュープロポジションキャンバスの
活用力を向上させる。
③ビジネスにおいて「本物であること」とは
「あなたの会社の最高の資産は、あなたである」
という状態を実現すること。
そして「透明度」とは「正直」であることだ。
⇒自分自身を正直に掘り下げることで
大切にしたい価値観がブラッシュアップされる。
それを何度も重ねていくことで
「本当に実現したいこと」が定まっていく。
それは、どのような相手のどのような「痛み」を
解決することができるか。
①自分軸:
2018年は自分を再定義し、ウエブサイトで表現したい。
そのため、まずは2月にランディングページの
"たたき台"を準備することから始める。
②相手軸:
イベントで出会った方々とお話しする際には
バリュープロポジションキャンバスをベースにし
「ジョブ」「ペイン」「ゲイン」の発見を意識する。
〈参考〉
『ジョブ理論』
↓↓↓↓
http://startup-papa.hatenablog.com/entry/2017/11/25/191408
◆最後に
冒頭で書いたように本書は
幅広い範囲で言及されているので、
少し浅めの内容に感じました。
また本書ならではの視点もそこまでは
なかったといのうのが正直なところです。
目を通して、深掘りしたいと項目については
ダイレクト出版さんのこれまで出版されてきた
骨太の実用書にあたると良いのではないでしょうか。
◆関連:ダイレクト出版さんのレビュー
startup-papa.hatenablog.com
startup-papa.hatenablog.com
◆おまけ◆
本ブログで活用しているレゾナンスリーディングとは??
http://startup-papa.hatenablog.com/entry/2018/01/18/060000
お申し込みはこちらです。
https://resonance20180225im.peatix.com/
◆ここまで◆
最後までお読みいただき
ありがとうございました(^_^)