お父さんは サイエンスファシリテーター

お父さんは サイエンスファシリテーター

妻と子4人の6人家族。目標は、名著『ビジネスマンの父より30通の手紙』のような【書】を子ども達に残すこと!でスタートしたけれど、自分のエゴにおこがましさを感じはじめた今日この頃(笑) 小さな歩みをコツコツ積み重ね、20年後の自分が振り返った時に、幸福感に包まれるブログにしたいです。★★★「大人と子どもと科学をむすび 未来を創る」サイエンスファシリテーター。科学館で宇宙親子イベント主催。「組織の成果と個人の喜びをシナジーし 未来を創る」組織学習パートナー。組織研修ご提案。その正体は、サラリーマン★★★

レビュー『ビジネス名著大全』 → 私的「名著ブックガイド」の活用法 レゾナンスリーディングvol.11

 

◆なぜ、あなたはその本を読みますか?◆

 

→ 私的「名著ブックガイド」の活用法

 

『ビジネス名著大全』

 著者:橋本 忠明

 出版社:日本経済新聞出版社

 発売日:2017/11/7


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こんにちは。

レゾナンスファシリテーターの村上英範です。

本業はメーカー勤務のエンジニアです。

その傍らパラレルキャリアで

レゾナンスファシリテーター

サイエンスファシリテーターとして

本を用いて共創学習の場づくりを実践しています。

 

そのため日頃から本はたくさん読みます。

アウトプットの質と量を確保するために

可能なかぎり効率的に効果的に

良質のインプットを得ることを目指しています。

 

 

ここで冒頭の"問い"です。

 

なぜ、あなたはその本を読むのですか?

 

言い換えると

あなたは本を選ぶ際に、どのように選びますか?

 

 

おそらく、何か知識やアイデアを得たい!

という目的があり、

合いそうな本を選択されている

のではないでしょうか。

あるいは、面白そう!知りたい!学びたい!

といった感情から手に取るのではないでしょうか。

 

私も通常はこのプロセスを踏みます。

深めたい分野や吸収したい知識を前提に選書します。

 

一方で、

自分が積極的に選ばないジャンルや

読みたいけど自分の好みから

ついつい後回しにしてしまう名著というのが

発生してしまいます。

 

(名著は読みごたえもあり、

 新書や新刊はお手軽ななので、ついつい。汗)

 

ここにメスを入れるために時には

回避しがちな本に向き合う機会を

強制的に設定するとよいと考えます。

 

 

そこで今回は選書のプロセスを工夫することで

普段は接しない本を選択し

自分の幅を広るきっかけづくりを目指しました。

 

あるブックガイドを

レゾナンスリーディングすることで

自身が潜在的に必要としている知識やアイデア

顕在化させてみました。

 

用いた本はこちらになります。

 

『ビジネス名著大全』

 

 著者:橋本 忠明

 出版社:日本経済新聞出版社

 発売日:2017/11/7

 

 

先ほどブックガイドと浅く

表現してしまいましたが

これは大変恐れ多く、

訂正させていただきます。

 

本書は、毎月10冊のビジネス書を選書し

要約を提供されている「TOPPOINT」編集長が、

数多あるビジネス書のなかから

人生を変える力を持つ珠玉の90冊を

選び抜いた名著大全になります。

 

"

経営・ビジネス書(とくに翻訳書)は大部のものが多く、

時代背景やビジネスカルチャーが違うので

理解するのに時間もお金も膨大にかかる。

また、玉石混淆、「焼き直し」の本が多い。

本書では、思想・戦略/実行・実践/

失敗・危機・衰退/変革・復活/

成功企業分析+法則化/マネジメント/

マーケティング/イノベーションといった分野にわけ、

代表書の読ませどころを解説していく。

"

 

30年間もの長きに渡りビジネス書を

厳選してきた著者によるベスト・オブ・ベスト

とのことです!

 

厳選された知と知をつなげ、

醗酵させる思考過程を学べる1冊です。

"著者の見識"から名著のエッセンスを学べますし

自分にとって必要な本は

原書にあたるためのリストとしても重宝できます。

 

この信頼性があるので、

自分の立ち位置を編集長にいったん委任し

次の手順にて本書を活用しました。

 

 

冒頭に記したこの本で深めたい目的を

具体的に表現するとこうなります。

 

「2018年の私が読むべき3冊を教えてください。

 そして、その3冊は私にとって

 なぜ必要なのでしょうか。

 読むべき理由を教えてください。」

 

まずは

私に必要であろう3冊を浮かび上がらせます。

そこから

なぜ、その本が出てきたのだろうか?

その本は私に何が必要だと示しているのだろうか?

読むべき目的と理由を後付けで思案しました。

 

通常とは逆の手順になります。

 

 

この目的でおよそ30分間

レゾナンスリーディングをしました。

その後に重点箇所を20分間

読みながら、考えました。

 

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※レゾナンスリーディングとは?

http://startup-papa.hatenablog.com/entry/2018/01/18/060000

 

 

得られた答えは

想定からは離れたモノとなりました。

 

 

単独で3冊を読んでいくのではなく

"ペア"として2冊をセットで絡めながら

自分の課題に落し込むといいですよ

というアイデアでした。

 

 

その"ペア"がこちらになります。

 

◆1組目

『競争優位の終焉

 市場の変化に合わせて、戦略を動かし続ける』

  リタ・マグレイス(著) 鬼澤 忍(翻訳)

   日本経済新聞出版社

  ×

『全員経営

 自律分散イノベーション企業 成功の本質』

  野中郁次郎(著) 勝見明(著)

  日本経済新聞出版社

⇒継続的に成長を続けるために

 価値や判断の基準をブラッシュアップし

 実践知へと変えていく。

 個人やチームで向上させ

 共有できる術を身に付けていく。

 

◆2組目

『なぜリーダーは「失敗」を認められないのか』

  リチャード・S・テドロー(著) 土方 奈美(翻訳)

  日本経済新聞出版社

   ×

『真実の瞬間

 SAS(スカンジナビア航空)のサービス戦略はなぜ成功したか』

  ヤン カールソン(著) 堤 猶二(翻訳)

  ダイヤモンド社

⇒先入観や負の感情に流されない。

 周囲にある事象や小さな変化を

 "師"として学べるように

 謙虚さと観察力を育んでいく。

 

◆3組目

『How Google works

 私たちの働き方とマネジメント』

  エリック・シュミット(著) 土方 奈美(翻訳)

  日本経済新聞出版社

   ×

USJを劇的に変える1つの考え方

 成功を引き寄せるマーケティング入門』

  森岡 毅(著)

  KADOKAWA/角川書店

⇒共に、アイデンティティを育める

 主体的な成長促進の場を創造する。

 人生を表す使命を共創のなかで生み出し

 それを基に考動できるようになる。

 

さらに付加アイデアとして

ペア3組に補足本3冊を加えることで

マンダラ状に繋げて読むという

イデアまで浮かびました。

 

◆補足本

『Whyから始めよ

 インスパイア型リーダーはここが違う』

  サイモン・シネック(著) 栗木 さつき(翻訳)

  日本経済新聞出版社

 

『売れるもマーケ 当たるもマーケ

 マーケティング22の法則』

  アル ライズ(著) ジャック トラウト(著),

  東急エージェンシー出版部

 

『キラークエスチョン

 常識の壁を超え、イノベーションを生み出す質問のシステム』

  フィル・マッキニー(著) 小坂恵理(翻訳)

  CCCメディアハウス

 

合計9冊。

ブックガイドの90冊から9冊を選んだことになります。

 

9冊を列記してみると

日本経済新聞出版社」が多いですね。笑

(深くは述べません。。。)

 

また、現在の自分の本棚に在るのは

USJを劇的に変える1つの考え方』

この1冊でした。

読んだことがない本がほとんどです。

 

 

ここからのアクションプランは

まずは持っている

USJを劇的に変える1つの考え方』

とペアになる

『How Google works』を購入すること。

これがベイビーステップです。

 

ペアでレゾナンスリーディングした後に、

次のペアに移行していくカタチになります。

6月を目標に9冊を結ぶことができればOK

という軽いノリで進めたいです。

そしてアイデアや行動を蓄積しながら

2018年後半にかけてブラッシュアップしていきます。

 

以上がブックガイドを活用した選書になります。

 

まず読むべき本をあぶり出し

次に理由を後付けすることで

日々の延長線から外れた仮説を得ることができました。

 

 

◆おまけ◆

本ブログで活用しているレゾナンスリーディングとは??

http://startup-papa.hatenablog.com/entry/2018/01/18/060000

 

お申し込みはこちらです。

https://resonance20180225im.peatix.com/

◆おまけ ここまで◆

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました(^_^)

 

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