お父さんは サイエンスファシリテーター

お父さんは サイエンスファシリテーター

妻と子4人の6人家族。目標は、名著『ビジネスマンの父より30通の手紙』のような【書】を子ども達に残すこと!でスタートしたけれど、自分のエゴにおこがましさを感じはじめた今日この頃(笑) 小さな歩みをコツコツ積み重ね、20年後の自分が振り返った時に、幸福感に包まれるブログにしたいです。★★★「大人と子どもと科学をむすび 未来を創る」サイエンスファシリテーター。科学館で宇宙親子イベント主催。「組織の成果と個人の喜びをシナジーし 未来を創る」組織学習パートナー。組織研修ご提案。その正体は、サラリーマン★★★

『昭和16年夏の敗戦』と新型コロナウイルス

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昭和16年夏の敗戦』猪瀬直樹・著 中公文庫


僕が持ってる本は旧版ですが、新型コロナウイルスの安全対策やメディア報道には本書と同じ敗戦時の空気を感じています。


ワイドショーや情報番組だけでなく報道番組ですらテレビというものの構造上、きちんと伝えることは難しいのでしょう。

・サイエンスやエビデンス軽視(正しい検証報道ほぼ皆無)

・それよりも根拠の乏しい過剰な安心推し(不安を煽る報道スタイル)

そこから醸成された世論(不安感)に政策や更なる報道がなされているのは、まさに悪魔のサイクルではないでしょうか。

ですので、テレビオンリーの情報収集は危なく感じています。

できるだけ一次情報や信頼のおける専門家の二次情報、海外情報(との比較)にあたる方がよいです。

(僕自身はテレビはバラエティーのみ見てますw)


ここで思うのは「人(の行動)はともかく自分はやる」ということです。

人の振る舞いを非難するよりも、自分の考動が停止してしまっていないか定期的にチェックすることです。

・マスクは"着けること"が重要なの?(着けていればそれだけで安全?)

・手を消毒することは他の害悪をもたらさないの?

・日本と海外の起こっていることの違いは?

・ウイルスの状況や状態は変わっていないか?

挙げるときりがないですが、ゼロベースで再考し、自分がコントロールできる部分だけでも、主体性ある考動を取りたい、というのが僕の考えです。