【サイエンスファシリテーターの本棚vol.1】
『サイボーグ化する動物たち』
エミリー・アンテス著
リモコンで操縦できるラットやゴキブリ。
緑色に発光するネコ。
医薬品を量産するヤギ。
戦場での活躍が期待される昆虫。
本書では様々な「サイボーグ動物」が登場しますが、
その背景や倫理は様々です。
人類は過去から現在にかけて、自然を変化させ
様々な動物の「種」を変化させてきました。
さらに未来に向けて、私たちの固定観念を覆すような
指数関数的な変化が起こるとも予測されています。
「種」のゲノムは本質的に不可侵なものではなく
固定せずに絶えず変化しています。
それを人の手によって加速させる未来、
境界線はますます曖昧になっていくようです。
そんな世界において、
前述の「被験者達」を「人間」に置き換えてみると、
印象がガラリと変わるのではないでしょうか?
動物達が成されていること。
それは私達の「人体」の行く末なのかもしれません。
↓その人体の行く末を垣間見てみませんか?
■2016年11月4日(金)19時から
未来はココから!サイエンスの学び処 -2-
『 シンギュラリティは近い 』読書会
テーマ:人類が生命を超越するとき
「人工知能」が、ではなく、「人類」が生命を
超越するとはどういうことでしょう??
■サイエンス読書会-1-でいただいたお声
・テクノロジーに興味はあるが、自分のものになりにくかった。1人ではなく多くの人と読んでたくさんの気づきを得れました。
・良い本にめぐり合えました!初対面の人とでも、同じ本と体験を通して、共感を増やせました。
・普段ご一緒できない人と解釈のディスカッションができたことで、学びが深まりました。
・「何かを始めるのに今ほど最高の時はない」という言葉が響きました。
・多くの人の考えをシェアできたことが最も良かったです。
・サイエンスシリーズに興味を持ちました!
日常あまり手に取らない本。読み応えのある本を
参加者みんなで読み解く楽しさを感じていただけたようです。
第2回はさらにパワーアップし、内容理解にもフォーカスしてます。
ご都合の合う方、興味のある方、ぜひ一度ご体験ください^^
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