お父さんは サイエンスファシリテーター

お父さんは サイエンスファシリテーター

妻と子4人の6人家族。目標は、名著『ビジネスマンの父より30通の手紙』のような【書】を子ども達に残すこと!でスタートしたけれど、自分のエゴにおこがましさを感じはじめた今日この頃(笑) 小さな歩みをコツコツ積み重ね、20年後の自分が振り返った時に、幸福感に包まれるブログにしたいです。★★★「大人と子どもと科学をむすび 未来を創る」サイエンスファシリテーター。科学館で宇宙親子イベント主催。「組織の成果と個人の喜びをシナジーし 未来を創る」組織学習パートナー。組織研修ご提案。その正体は、サラリーマン★★★

【パートナーシップやマネジメントにも使えるマインドセット】イベントで大切にしている兄弟子からの教え「ファシリテーションは喜・楽・笑を大切に!」

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ライフワークで色々とイベントを開催するようになり3年。
 

兄弟子からの教えで大切にしていることがあります。
 

ファシリテーションは、
 自身の感情を客観的に俯瞰し、適切に表現すること。
 喜怒哀楽でいうならば「喜と楽」は2割増し大袈裟に
 「怒と哀」は表情や所作に出しては絶対ダメ。
 むしろ「笑い」に変換しよう。
 なぜならば、「感情」は波のように伝播し、
 お客様は無意識のうちに影響を受けてしまうから。」

 

 
回数を重ねていると想定外のこともたくさん起こります。
 

・参加者の半分以上が当日来ない!

・「私はそんな本の読み方はしたくありません!」

・ワーク中に流す音楽に「雑音なので、止めてくれ」

・イベント中に頻繁にスマホをいじり楽しくなさそう
 
すべて実際に体験したことで
他にもたくさん、続々と起こります(笑)
 
 
ここで大切なことは

・場と自身の感情の動きをいかに冷静に俯瞰できるか

・オモシロく返せるか

イベントの成否を握っていると感じています。
 
 
正直に言うと、前述の2つ目
「私はそんな本の読み方はしたくありません!」
は動揺あらわに、
かなりオタオタ取り乱してしまいました。
 

その読書会でのメインとなる
ワークに対してのご意見であり
自分自身の経験がまだまだ浅かったこともあり
いっきにメンタルが崩壊しました。
 

私の「感情の負化」は他のお客さまにも伝わり、
暗いムードのまま終わってしまいました…。
 
 
振り返ると

「ちょっとした遊びなんですよ~(笑)
 せっかくご参加いただいたこの機会に
 試しに遊び感覚でやってみませんか?」

笑いながらお伝えすればよかったです。
 
 
その方の参加目的は
「課題本について論理的なディスカッションをしたい」
とおっしゃっていたので
私のイベントそのものと
ミスマッチ感はあったのかもしれません。


しかし、それでもなお、
ギャップを少しずつ埋め
普段と異なる本との新しい付き合い方を
体感だけでもしてもらえる術はなかったかと
後悔のような想いが残りました。
 

この失敗体験は、
私の大切なリソースとなっています。

 
 
その後は、
グラウンドルールの伝え方を
工夫するなど仕掛けを組み入れたり
また、場の流れに合わせてアレンジするなど
参加者とのエンゲージメントを
より意識するようになりました。
 

例えば、前述4つ目の
「イベント中に頻繁にスマホをいじり楽しくなさそう」
に対しては、最初のうちにこう表明しておきます。

「講義の内容で気になることがあれば
 その場ですぐに聴いてくださいね。
 あ・る・い・は、
 講義の流れを止めたくないとお感じの方は
 ご自身のスマホを使って調べてもらっても
 大丈夫ですよ(笑)」

これを伝えるだけで場も自分自身も楽になります。

スマホいじるのは楽しくないから、ではなく、
気になったことを真剣に調べてるんだと
捉えることができるからです(笑)
 
 
こういった感じで、トラブルが起こっても、
場に合わせた対応が出来るようになってきました。
 
 
心の持ちようなのかもしれませんが
ピンチをチャンスに変えられた時は
イベント全体の満足度も高いと感じています。
 
 
そして、感情のプラスの動きは、イベンターにとっても嬉しいんです。
 
参加者の【喜・楽・笑】がどんどん伝わってくる時、
私自身が元気づけられ、助けられます。


その場にいるすべての人の
「今を楽しみたい感情」や「真剣に学ぶ姿勢」が相乗され、
とてもとてもステキな空間が生み出されるからです。

 

これはイベントをやっていて、本当に有り難い瞬間です。
 
 
 

◆まとめ

 

今回、書いたことは
イベントのような特殊な場面だけでなく
普段の生活や仕事のシーンでも
同じことが言えるのではないでしょうか。
 
人間なので常にプラス思考でいることは難しいです。

が、「あっ、今の自分はイライラしている。」など
感情の動きを少し引いた立場で客観視できると
同じシーンでも見え方が変わるのではないでしょうか。
 

相手の失敗に対してキツくあたることも減るでしょう。
接し方が変わると、
相手のそれも鏡合わせのように良くなり
やがて自分の感情も穏やかに落ち着くと思います。
 
 


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< 私のライフワーク >

 
サイエンスファシリテーター
「親と子と科学をむすび、未来を創る」
「大人も子どもも"共に"学ぶ空間づくり」

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レゾナンスファシリテーター
「変化の時代に飛躍する速読多読と行動計画」
resonance-murakami.peatix.com
 
描こう あなたのビジネスモデルキャンバス
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・新商品・事業開発のお手伝い
・キャリア構築/組織づくりワークショップ
・「はじめてのビジネスモデルキャンバス」ワークショップ
  
 

最後までお読みくださり、ありがとうございました (^_^)

 
 
 
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