『シンギュラリティは近い [エッセンス版]
人類が生命を超越するとき』
著者:レイ・カーツワイル
出版社:NHK出版 (2016/4/22)
http://www.amazon.co.jp/dp/414081697X
1つ前の投稿とは逆の視点の提示。
遠くに見える「今はほんとかな?」と感じる科学から、未来を予測する。
現在は、死の「必然性」が人間の思考に深く染み込んでいるが、シンギュラリティテクノロジーで人間がもっと偉大な何者かに進化すれば(『ホモ・デウス』では必ずしも人間が進化するとは限らないとあるが)、人生に意味を与える根本的手段として、死を正当かする必要がなくなってしまう。
伝統的な宗教の主な役割は、死を賛美する考えを正当化するところにある。すなわち、死の悲惨さを、よりよいことであるかのごとく正当化するのだ。こうした一般的な死の捉え方を、英国の作家マルコム・マガリッジは次のように表現する。「死がなければ、人生は耐えがたい」。しかし、シンギュラリティがもたらすであろう芸術や科学、その他あらゆる形態の知識の爆発的な発展によって、人生は充分、耐えられるものになるだろうし、真に有意義なものになるはずなのだ。
真正面から受け止めるにさらに知識と創造力を養いたいです。
ということで、今回の投稿は本から得た私の1メッセージをお伝えしました。
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