お父さんは サイエンスファシリテーター

お父さんは サイエンスファシリテーター

妻と子4人の6人家族。目標は、名著『ビジネスマンの父より30通の手紙』のような【書】を子ども達に残すこと!でスタートしたけれど、自分のエゴにおこがましさを感じはじめた今日この頃(笑) 小さな歩みをコツコツ積み重ね、20年後の自分が振り返った時に、幸福感に包まれるブログにしたいです。★★★「大人と子どもと科学をむすび 未来を創る」サイエンスファシリテーター。科学館で宇宙親子イベント主催。「組織の成果と個人の喜びをシナジーし 未来を創る」組織学習パートナー。組織研修ご提案。その正体は、サラリーマン★★★

レビュー『SINGLE TASK 一点集中術』 デボラ・ザック・著 ダイヤモンド社 ~レゾナンスリーディングvol.27

 

スマホの誘惑に打ち勝とう(笑)】

 

 

『SINGLE TASK 一点集中術

 ――「シングルタスクの原則」で

 すべての成果が最大になる』

 

 著者:デボラ・ザック

 出版社:ダイヤモンド社

 発売日:2017/8/31


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こんにちは。

レゾナンスファシリテーターの村上英範です。

https://resonance-murakami.peatix.com/

いつもお読みいただきまして、ありがとうございます。

 

 

「モンキーマインド」

という思考状態は、ご存知でしょうか?

 

私はよくこの状態におちいります。

 

思考がまるで猿のように動き回り、

次々に雑念が駆けめぐり、

目の前のことに集中できなくなることです。

 

あれこれ気になる事が浮かび上がり

仕掛かり中の仕事の手を止め

"少しだけ"

スマホやネットで調べようとすると…

もうアウトです。

 

行動が芋づる式に脱線していき

ひと段落した頃には集中力はガタガタ。

目の前の重要業務の半ばで

ガソリン切れなんてことも起こります。

 

様々に思考を巡らせた反面

達成度はとても低い状態です。

 

もはや現代病といえるのかもしれませんね。

 

 

あなたはこのような経験、ありませんか?

 

また、どのようにすれば解決できるのでしょうか?


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このモンキーマインドに

なってしまう原因の1つは

私たちは常に「アクセス可能」で

あることを求められるようになった

ことが挙げられます。

 

テクノロジーの進化により

世界中のシステムと

常につながっている状態です。

 

自分の仕事を進めながらも、

電話がかかってくればすぐに対応し

メールがくればできるだけ早く返信する。

締切りが同時のプロジェクトも並行する。

 

職場でも日常生活でも

私たちはマルチタスク

こなすことを期待されています。

こなして当然だと思われています。

 

つまり、複数のタスクに

注意を分散することとなり

「継続的な注意力の断片化」

が起こるようになりました。

 

 

マルチタスク」とは言葉のとおり

同時に複数のことをこなそうとする行為です。

言葉だけ聞くと、かっこいいですよね!?

 

しかし、

そもそも人間の脳は複数のことを

同時に処理することはできないそうです。

2つ以上のことに注意を向けつづけていると

むしろ脳機能が低下すると著者は説きます。

 

 

そこで著者が提唱するのが

「シングルタスク」の重要性です。

 

シングルタスクの原則は

「一度に1つの作業に集中して生産性を上げる」

になります。

・頭のなかの余計な雑念に邪魔されない

・外からの刺激をシャットアウトする

 

一点集中することが

生産性を格段に向上させ

達成感や満足感を得ることができます。

 

いかに脳が集中できる状態をつくるかです。

 

 

では、脳が力を発揮できる「最高の環境」とは

どのような状態でしょうか?

 

 

以下のように具体策が提唱されています。

 

○「相手に高く評価されたい」

 という欲求から

 中途半端に複数のことに手をださない。

 

○「シンプルに考える」ための時間を

 毎日「5分以上」確保する。

 

マルチタスクを続けていると、

 「コルチゾール」が分泌され、

 脳機能が低下する。

 

○煩雑な情報の中で「1つ」に

 フォーカスするために

 「パーキングロッド」を使う。

 

○「メモ」をとることで、

 脳に負担をかけずに記憶を管理する。

(関連)『すごいメモ』

http://startup-papa.hatenablog.com/entry/2018/02/14/183807

 

○デジタル機器をアナログ機器に

 換えるだけで「集中力」を上げられる。

 

○電話や打合せの際は、

 先に「制限時間」を伝える。

 

このように目の前の1つの事に

集中する環境をつくることで

ストレスが減り、能率が上がり、

質の高い結果を得られます。

 

脳にとっての最高の環境づくりです。

 

 

「マインドフルネス」

根っこは同じですね。

 

"今この瞬間" を大切にすることです。

 

 

以上のように本書は

「時間管理」や「自己管理」について

科学的に取り組める1冊です。

行動のヒントもたくさん書かれていますので

出来ることから始めるといいです。

 

私は、休憩中にスマホを見る癖を

本当に手放したいと、あらためて感じました。

FacebookTwitter、ブログ、NewsPicks、

Messenger、LINE、Kindle、Himalaya、、、

たくさんのアプリ達の誘惑に打ち勝たないと!

これまで何度も挫折してきたのですが…汗

緊張と緩和。

休んでいる間ぐらいは、

脳に情報ではなく、

余白をあげるようにしたいと思いました。

 

 

★関連記事

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◆おまけ◆

 

本ブログで活用しているレゾナンスリーディングとは??

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応援・フォローよろしくお願い致します!。

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◆ここまで◆

 

最後までお読みくださり

ありがとうございました (^_^)


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