お父さんは サイエンスファシリテーター

お父さんは サイエンスファシリテーター

妻と子4人の6人家族。目標は、名著『ビジネスマンの父より30通の手紙』のような【書】を子ども達に残すこと!でスタートしたけれど、自分のエゴにおこがましさを感じはじめた今日この頃(笑) 小さな歩みをコツコツ積み重ね、20年後の自分が振り返った時に、幸福感に包まれるブログにしたいです。★★★「大人と子どもと科学をむすび 未来を創る」サイエンスファシリテーター。科学館で宇宙親子イベント主催。「組織の成果と個人の喜びをシナジーし 未来を創る」組織学習パートナー。組織研修ご提案。その正体は、サラリーマン★★★

【働き方を変えたいあなたへのヒント①】こんな働き方もありますよ。私の事例ご紹介「引きこもり社員からの脱皮」

こんにちは。

サイエンスファシリテーターの村上英範です。

 

 

今回は「働き方」について書いてみます。

いま世間ではよく聴く言葉ですね。

 

自分でも

よく考えてしまうことがあります。

「本当にこれでいいのかな??」

迷う時もあります。

 

皆さまも

そういうことあるのではないでしょうか。

 

そこで、1つの事例として

私の"変容"についてご紹介したいと思います。

もし、最後までお読みいただいたのに

何のヒントにもならなければ…

申し訳ございません(*_*)

 

でも、

きっと何かしらのヒントになれると願い

心をこめてかきますね。

 

 

私の本職は、エンジニアで会社員です。

そう、サラリーマンなんです、実態は。

 

会社では

新製品の開発や企画が主な役割です。

(記事の最下にプロフィールを載せました。)

 

一方で

当ブログでもお伝えしていますように

社外へと漕ぎ出し、

主に6つの活動をしています。

 

①サイエンスファシリテーター

 

②RR社認定 レゾナンスファシリテーター

 

③Read For Action認定 リーディングファシリテーター

【ご参考】

なぜ、内向的会社員が読書会を始めたのか? - お父さんは サイエンスファシリテーター

 

④ビジネスモデルイノベーション協会認定ジュニアコンサルタント

 

⑤ラジオ『ぱぴぷぺパパ』ゲストパーソナリティー

 

⑥おとなの絵本プロジェクト大阪スタッフ

 

(それぞれの活動内容はおいおい書きますね。)

 

 

そして何よりも一番大切にしているのが

「お父さん」です。

 

繰り返しますね。

 

「子だくさん お父さん」です(笑)

 

 

活動の幅も広がり

正直、パンパンなところもあります。

でも、

楽しいから続けることができています。

 

何よりも

「人生は楽しい♪」

「会社だけではない」

という姿を

子ども達にジワジワでもよいので

将来の参考にしてもらえれば

嬉しいという想いがあります。

(父親のエゴです。)

 

 

しかし今でこそ

このような状態なのですが、

昔からこんな働き方だったわけでは

ないんですよ。

 

 

私は1975年生まれの

42才(うさぎ年)になりますが

30代後半、およそ3年前は

「ただの会社員」でした。

むしろ

「引きこもり社員」

だったんです。

 

技術職一本なので

そうそう社外に出ることはありません。

ほぼほぼ職場と家の往復のみでした。

まぁ、それはそれで楽しかったんです。

(その世界しか知らなかったこともあります。)

 

 

転機が訪れたのは、40歳前後でした。

もっと言うと、

訪れた機会を好機として捉え

活かせるようになったのが

この年齢になってです。

 

それは5つあります。

 

①職場で主催していた部内勉強会の廃止

 

②厄年ではなく「役年」と考えよう

 

③第三子出産時に3週間育休をいただいたこと

 

④レゾナンスリーディングとの出会い

 

⑤『Work Shift』から考えたAI時代の働き方

 

 

当時の少し前まで

私は職場で勉強会を主催していました。

相互研鑽の場として月1回、

3年間も継続することができていて

それまで技術しかやってこなかった

自分にとって

ちょうど自信に変わっていた時期でした。

 

ところが、

上司が変わったことよにより

方針も転換されました。

「勉強会はもうやらなくていいですよ。」

と告げられました。

 

残念でした。

悲しかったです。

 

なぜならば、

本来の技術職ではない領域で、

3年間も継続できたことですから。

 

チームでの技術力創出に

貢献できていると自負もしていました。

 

ただ、数値としては示せていなかったんです。

勉強会によって

どの程度「成果」が上がったのか。

相互研鑽によって

どれだけプロジェクトが加速できたのか。

 

当時の私は反論することはできませんでした。

 

ですので、社内での活動は

自分の中でいったん"保留"することにしました。

 

そして

視点を社外に向けてみることにしました。

 

世間では

どんな学習の場があるのだろう??

 

それまでは本を読みながら考えた

自己流の学習の場でした。

外の世界のそれとは

どういうところが異なるのだろう?

 

いろいろな学習の場を体験してみて

楽しく感じたものを自分でもやってみよう。

 

社外で実践して

いずれはまた機会をつくり

社内でも学習の場を復活させたい。

 

と。

 

自身に芽生えていた新しい領域を

3年間で終らせてしまうことが

将来の自分にとって

相当もったいなと感じ、

想いっ切って「外の世界」に

飛び出しました。

 

大袈裟ですが、

当時は勇気がいりましたよ。

 

私は「人見知り」で「コミュ障」ですので。

(今もです。笑)

 

 

その頃にたまたま

あるアドバイスをいただく機会がありました。

 

厄年であった私の背中を

押していただいたこの言葉です。

 

「厄年の"やく"は"厄"ではなく"役"。

 厄年ではなく「役年」と考えた方がうまくいくよ。

 すなわち今は

 あなたの「役」が新しく変わるタイミングなんだ。」

 

「そうなのか。よしっ。」と

少しずつ自分の「役」を変えていくことにしました。

 

私自身は、出会ったアドバイス

素直に聴きいれるクセがあるようです。

 

「素直」

奥さんに誉めてもらえる

数少ない取り柄です (笑)

 

(だって、助言を引き受けることで

 損をするリスクはないでしょうし

 自分自身を変えたいという衝動が

 徐々にでも芽吹いているのであれば

 反発して、疑って、手放すよりも、

 いったんやっててみる方が

    よくないでしょうか?)

 

【ご参考】

【ぼくの奥さん】 - お父さんは サイエンスファシリテーター

 

そして

社外に出ていこうと決心したタイミングで

もう1つの転機も重なりました。

 

第三子の出産です。

(40才の子です!)

 

家庭の事情から、

どうしても育児を手伝う必要があり

会社にお願いをして

3週間の育休をいただけることになりました。

 

それまでは正直「会社人間」でした。

仕事中心。

仕事熱心。

よくある姿ですよね。

 

もちろん家族は大切にしていたつもりです。

子育ても協力していましたし。

 

でも、それって結局

私の立場からの目線だったんですよ。

 

奥さんの目線でない。

子どもの目線でない。

家庭の目線ではない。

 

家族がいて、自分がいる。

ではなく

自分がいて家族がいる。

こんな潜在意識でした。

 

 

育児に家事。

自分自身でやると

それはもう、とても大変でした。

 

幼稚園の送り迎えがこんなに疲れるなんて!

 

夕食つくるのに3時間!(笑)

それまで料理をしたことがありませんでしたし…汗

 

子ども達の ワーキャー 騒ぐ音で休まらない!

 

自分の時間がない!

 

初めての環境に真剣に向き合うなかで

目が覚めました。

 

奥さんに心から感謝することができました。

 

「会社中心」だった

自分の甘さに

気付くことができました。

 

そして

自分の人生の"役割"を変えていこう

芯から決心することができしました。

 

子ども達も親の姿をしっかりとみています。

「○○しなさい!」

「○○してはダメ!」

と言葉で制御するのではなく、

父親の背中で伝えられるようになりたい

と強く感じました。

(父親のエゴです。)

 

職場と家を往復する仕事人から脱皮し

人生を楽しんでいる姿をみてもらいたい!

 

これが出発点の1つになりました。

 

 

と、今回はここまでにしますね。

長くなりましたので、

続きはあらためさせてください。

 

 

<ご参考>ここまでの歩みです。

 

【村上英範のプロフィール】

サイエンスファシリテーター

RR社認定レゾナンスファシリテーター

RFA認定リーディングファシリテーター

BMIA認定ジュニアコンサルタント

 

広島大学工学部卒業。

メーカー勤務のエンジニア。

新事業開発プロジェクトリーダー。

相互研鑽を目的に社内勉強会を3年間推進、

読書クラブを運営し1年で100冊の書評を記した。

2016年から社外での技術セミナー講師も務める。

 

第3子誕生時の育休体験を機に

心から家族に寄り添えようになる。

父親としての成長を志し、

年間250冊のレゾナンスリーディングで自身を鍛える。

リビングで学ぶ姿を見た子ども達も自然と本が好きになり、

共に学習する環境が生まれる。

 

科学に夢中になった長男と切磋琢磨するなかで、

高校時代は大の苦手であった科学の楽しさに気付き、

サイエンスファシリテーターとして活動をスタートする。

科学やテクノロジーの本を中心に読書会を主催。

これまで34回で延べ200名を動員。

2017年10月には神戸市の科学館で親子読書会を開催。

宇宙をテーマに大人と子どもが共に学ぶ場を生みだした。

小3の長男も自身の読書会に参加するようになり、

親子で未来を創り始める。

 

また、事業開発や組織力、キャリア再創造を目的に

ビジネスモデルキャンバスと読書会ワークショップで

共創学習の場を生みだす。

 

仕事と家庭とパラレルキャリアを並立。

親と子と科学をむすび、未来を創る活動を行っている。

 

 

今後もどんどん更新していきます!!

 

最後までお読みくださりまして

ありがとうございます(^_^)