お父さんは サイエンスファシリテーター

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目標は、名著『ビジネスマンの父より30通の手紙』のような【書】を子ども達に残すこと!でスタートしたけれど、自分のエゴにおこがましさを感じはじめた今日この頃(笑) 小さな歩みをコツコツ積み重ね、20年後の自分が振り返った時に、幸福感と高揚感に包まれるブログにしたいです。 ★★★科学館での親子イベントや読書会型ワークショップによる共創学習をお手伝いしています。 ご依頼はメッセージにてお気軽にお問い合わせください。宜しくお願い致します。★★★

レビュー『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』山口周(著) 光文社 ←レゾナンスリーディングvol.22

こんにちは。

レゾナンスファシリテーター

村上英範です。

今回はこちらの本について

私の意見をまとめてみました。

 

 

『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

 経営における「アート」と「サイエンス」 』

著者:山口 周

出版社:光文社

発売日:2017年7月19日

 

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あなたが意思決定をする際、

どのような思考プロセスをたどっていますか?

 

あなたの判断軸となるものは何がありますか?

 

 

私の場合、

意思決定プロセスを客観的にみると

まずは直感が働きます。

そして、その後に

感覚を理論づけようとするクセがあります。

 

これだとどうしても

好き嫌いの影響が出ることになるので

できるだけ冷静に論理的に

後付けで考えを巡らせています。

 

ですので

「ロジックは?数字は?再現性は?」

「Why?Why?Why?」

と問い詰められると、

しばしばフリーズしてしまいます…。

瞬発力が乏しいんです…。汗

 

 

仕事のうえでは

とりわけ論理や数字が重要となります。

 

「○○が良いと思うんですけど…」

といった、"思う"は通用しません。

 

 

そのため、

自分の感覚を適切に表現したい、

(正しいか間違っているかはさて置き)

洞察力を磨き、パターン認識力を向上させたい

と、ヒントを探していたところ

本書に出会いました。

 

 

『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

 経営における「アート」と「サイエンス」 』

 

著者の山口さんはイノベーションや組織開発、

人材/リーダーシップ育成の専門家です。

 

ご著書の

外資系コンサルの知的生産術

 ――プロだけが知る「99の心得」』

外資系コンサルが教える

 読書を仕事につなげる技術』

は、私も拝読し

独学での学び方を深めました。

戦略的に行動を重ねる技術を学べます。

 

そして今回の本では、

複雑化・不安定化したビジネス社会で勝つために

「美意識」を鍛えることが大切と提唱されています。

 

「分析」「論理」「理性」の重要さは変わりませんが

これだけでは立ち行かなくなっているからです。

 

あえて"簡単に"要約するならば

「意思決定には

 論理(サイエンス)と

 感情(アート)の

 バランスが大切ですよ。」

です。

これを深く深く掘り下げられています。

 

経営の視点で学ぶことができます。

 

先に述べましたように

組織においては論理や数字というのは非常に重要です。

 

これは当然でしょう。

 

しかしながら、

高度成長期の名残りのまま

論理(サイエンス)一辺倒では危険ですよ、

といのが主張になります。

 

なぜなら今の時代は

「振り子」の振りが変わっているからです。

 

これまでの物質主義や経済至上主義から、

新たな人間性ヒューマニズム)を

問われる時代へとシフトしているのです。

 

1.論理的・理性的な情報処理スキルの限界

2.巨大な「自己実現欲求の市場」の登場

3.システムの変化が速すぎる世界

 

これが私たちの生きる今であり

進んでいる未来なのです。

 

このような環境の変化に対応するためには

論理(サイエンス)と感情(アート)を両輪とし

舵を取るをとることが大切なのです。

 

少し以前の社会で育まれた私たちは

知らず知らずのうちに

片方の車輪だけが大きくなっています。

 

さらに、情報につぐ情報、情報、情報。

ますます処理スピードが求められます。

こうなると論理という"思考"すら

疎かになりがちです。

直感のサポートが大切になってきます。

この点からも

あらためて「美意識」という感性に

立ち返る時なのではないでしょうか。

 

 

◆本書より◆

 

①「他の人と戦略が同じ」という場合、勝つためには何が必要になるでしょうか?答えは二つしかありません。「スピード」と「コスト」です。

 

②これまで日本企業は「人と同じ答え」をより早く、より安く市場に提供することで勝ち残ってきました。この2つの強みが失われた今、日本企業は歴史上はじめて本当の意味での差別化を求められています。

 

③赤化した市場においてサイエンスが過度に重視されると、現状の延長線上にストレッチした数値目標を設定し、現場のお尻を叩いて馬車馬のように働かせるというスタイルに傾斜せざるを得ません。

 

④今の日本の閉塞感の最大の原因は、行き先が見えないままひたすら死の行軍を求められていることです。

 

⑤「そもそも何をしたいのか?」「この世界をどのように変えたいのか?」

 

⑥自分なりの「美意識」を持ち、その美意識に照らしてシステムを批判的に見ることでしか、私たちは「悪」から遠ざかるすべはないのです。

 

⑦ビジョンには人を共感させるような真・善・美が含まれていなければなりません。

 

◆◆◆◆

 

 

ここで再び話を個人に戻します。

 

論理と感情のバランスですが、

感情にも様々なカタチがあります。

 

その中で1つ怖いと考えるものがあります。

 

「間違うのが恥ずかしい」

「間違ってはダメ」

「正解を出すことがかっこいい」

という感覚です。

 

ついつい支配されてしまうことは

ないでしょうか?

 

育った環境で形成されてきたものなので

すぐに完全に切り離すことは、難しいかもしれません。

 

私も「間違うのが恥ずかしい」

息子「正解を出すことがかっこいい」

という意識が働いてしまいます。

 

この状態を続けることは危険ですよね。

 

これをいかに克服するか。

いえ、克服とまではいかなくても

うまく付き合っていけるように

意識を書き換えていくだけでいいと思うのです。

 

「あっ、自分はいま間違いを恐れているな」

俯瞰できることが大切なのではいないでしょうか。

 

本書はこの視点からも

洞察することができると考えます。

 

この"恐れ#は階層を上げると

組織や会社にも同じ原理が働いています。

経営がかかっているんですから

個人より大きくなるのも当然ですよね。

 

だからこそ

「真(直感)善(倫理)美(審美感性)」

が問われるのです。

 

「あなたが評価するモノサシは何ですか?」

 

本書では深く学び考えることができます。

読んでいただきたい1冊です。

 

 

 ◆おまけ◆

このブログで活用している

レゾナンスリーディングとは??

http://startup-papa.hatenablog.com/entry/2018/01/18/060000

人生が飛躍するメソッドなんです。

 

お申し込みはこちらから

https://resonance20180225im.peatix.com/

◆おまけ ここまで◆

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました(^_^)