お父さんは サイエンスファシリテーター

お父さんは サイエンスファシリテーター

妻と子4人の6人家族。目標は、名著『ビジネスマンの父より30通の手紙』のような【書】を子ども達に残すこと!でスタートしたけれど、自分のエゴにおこがましさを感じはじめた今日この頃(笑) 小さな歩みをコツコツ積み重ね、20年後の自分が振り返った時に、幸福感に包まれるブログにしたいです。★★★「大人と子どもと科学をむすび 未来を創る」サイエンスファシリテーター。科学館で宇宙親子イベント主催。「組織の成果と個人の喜びをシナジーし 未来を創る」組織学習パートナー。組織研修ご提案。その正体は、サラリーマン★★★

レビュー『ユーチューバーが消滅する未来』岡田斗司夫・著 PHP研究所 ~レゾナンスリーディングvol.55 

 
 
 

【社会の価値観の変化を察する力を磨く!未来格差にそなえよう!】

 
 
 
『ユーチューバーが消滅する未来
  2028年の世界を見抜く』

 
 
 著者:岡田斗司夫
 出版社:PHP研究所
 発売日:2018/11/17
 
 http://www.amazon.co.jp/dp/4569841880/
 


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これから訪れようとする未来。
 
 
あなたは、コワいですか?
それとも、ワクワクしてますか?
 
 
知らないことが多かったり、思考が回らないと
前者の割合が増えるのではないでしょうか。
 
 
逆に、予測や判断ができるならば
後者の明るさが増えるのではないでしょうか。
 
 
岡田斗司夫さんのご著書
『ユーチューバ―が消える未来 2028年の世界を見抜く』

あなたの視座をアップデートできる一冊です。
 
 
未来予測も独特でフムフム納得してしまううえに
岡田さんの思考や論理展開を追体験することができ
自身もおもしろく考えを巡らせることができます。
 
 
 

◆未来格差とは?

 

主題である「未来格差」
 
 
生きのびるためには
未来がどんな方向に向かっているのか
正しく知っておかねばなりません。
 
 
ただ、その方向性を見極める際に
今の価値観の延長線で未来を見ていても
よいものでしょうか?
 
 
実のところ、私たちは価値観の
変化に対してかなり鈍感なようです。
 
 

社会が劇的に変化する時は、僕らの価値観も劇的に変化しますし、往々にしてその変化を僕らは自覚できません。

 
 
例えば、メディアが騒がす
「AIによってどの仕事が奪われるのか?」
 
 
これは問いそのものがナンセンス、
間違っていると考えられます。
 
 
そうではなくて
 
 

これまで僕たちは、水の豊かなオアシスで気楽に暮らしていました。水が欲しければ、その辺から好きなだけ汲み上げて喉を潤うるおすことができました。
でも、これからはそうはいきません。水はすごい勢いで干上がっているんです。
「どの水たまりが最後まで残りますか?」なんて、のんきなことを聞いている場合じゃない。そんなこと誰にもわかるわけがないんですから。足をできるだけたくさん生やし、1箇所だけじゃなく、何箇所もの水たまりに同時に足を浸けるようにしないといけません。そうしないと、1つの水たまりが消えただけで死んでしまいます。
生き延びるため、僕たちは未来がどんな方向に向かっているのかを知らなければなりません。

 
 
このように価値観そのものを疑い、
その変化を見出すことが必要になってくるのです。
 
 
それでは、価値観の変化を見出すには
いったいどのように着目すればよいのでしょうか?
 
 
 

◆未来を予測するための3大法則

 
 
社会の価値観の変化に着目すると
現在進行している価値観の変化は
この3つに集約できるとのことです
 
 
①「第一印象至上主義」
 
第一印象が絶対!

最初に感じた第一印象やその時に起こった感情を絶対視してしまうこと。

 
 
②「考えるより探す」
 
自分で考えるより大勢の意見から探す。

自分で回答を考えるのではなく、大勢の意見から、自分に合った意見を選ぶようになったということ

 
 
③「中間はいらない」
 
そこそこ食える中間業はいらない。

超メジャーな人は生き残っています。いなくなったのは、それまでそこそこ食えていた中間のプロです。

 
 
この3つが著者の提示する未来への視点です。
 
 
さらに現在進行中の社会それぞれの分野において
多角的に論理展開されていきます。
 
 
第2章 自分を「盛る」時代
第3章 AIがユーチューバーを淘汰する
第4章 アイドルは新時代の貴族になる
第5章 アマゾンが不動産へ進出
第6章 バーチャルとリアルの恋愛の境界が消える
第7章 AIロボットが家族の代わりに
第8章 人工知能が政治を変える
 
 
さすが!
章立てだけでオモシロいです。
 
 
そして最後には、未来に怯えるのではなく、
面白がることが大切だと締め括られています。
 

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◆まとめ

 
 
申し訳ござません!

今回のレビューは、
オリジナルの視点が少なく
なってしまいました(滝汗)
 
 
こういうと身も蓋もありませんが
「実際にお読みいただくのが断然おもしろい!」
こう思ってしまったんで(笑)
 
 
やはり著者の論理展開が読みどころ。

ぜひお手に取り、
頭に汗をかきながら読んでいただきたいです。
 
 
 
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< 私のライフワーク >

 
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「親と子と科学をむすび、未来を創る」
「大人も子どもも"共に"学べる環境づくり」

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最後までお読みくださり、ありがとうございました (^_^)

 
 
 

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