お父さんは サイエンスファシリテーター

お父さんは サイエンスファシリテーター

妻と子4人の6人家族。目標は、名著『ビジネスマンの父より30通の手紙』のような【書】を子ども達に残すこと!でスタートしたけれど、自分のエゴにおこがましさを感じはじめた今日この頃(笑) 小さな歩みをコツコツ積み重ね、20年後の自分が振り返った時に、幸福感に包まれるブログにしたいです。★★★「大人と子どもと科学をむすび 未来を創る」サイエンスファシリテーター。科学館で宇宙親子イベント主催。「組織の成果と個人の喜びをシナジーし 未来を創る」組織学習パートナー。組織研修ご提案。その正体は、サラリーマン★★★

レビュー『SNSを超える「第4の居場所」』 岡田尚起・佐藤大輔・共著 アンノーンブックス ~レゾナンスリーディングvol.53

 
 
 

【原体験こそがリソース】

 
 
 
SNSを超える「第4の居場所」
 インターネットラジオ局「ゆめのたね」が
 つくる新・コミュニティ』

 
 
 著者:岡田 尚起
    佐藤 大輔
 出版社:アンノーンブックス
 発売日:2018/7/22
 
 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4909659005
 
 

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ひょんなことから
2016年12月にラジオ収録を初体験。
https://www.yumenotane.jp/papipupepapawww.yumenotane.jp

そのまま、
絵描きパーソナリティ橘氏のラジオ番組
「ぱぴぷぺパパ」の"ゲストパーソナリティ"となり
月一で遊びに伺うようになった
インターネットラジオ局 ゆめのたね放送局。
 
 
その共同代表であるお二人が出版されました。
 
SNSを超える「第4の居場所」
 インターネットラジオ局「ゆめのたね」が
 つくる新・コミュニティ』

 

どのようにして「ゆめのたね」ができたのか。
 
「ゆめのたね」とはどのような存在なのか。
 
そして、どんな未来に向かっていくのか。
 
 
お二人の原体験からなる「心と社会」の物語に
私自身の今の想いも重なり、ぐいぐい引き込まれました。

 
 
 

◆例えば、私の「夢の種」

 
 
サイエンスファシリテーターの「夢の種」は
長男との朝の学習にありました。
科学の本を一緒に読み、共に世界を広げていくことです。
 
 
もともと私は、自分の父親との関係性に
ずっと負の感情を抱えていたのですが
それを解放してくれたのが「息子との共創学習」でした。
 
 
"共に"学ぶことで新しい親子関係ができ
なんとなく未来が拓けるような錯覚がしました。
 
 
この体験が、社会に伝染していけば
だんだんと親子のカタチが更新されていき
なんとなく明るい社会になるような気がする
これがスタートでした。
 
 
サイエンスは手段であり
本質的なところは
 

「親と子と科学をむすび、未来を創る」

 
大人も子どもも"共に"学ぶ空間づくりを
志すようになりました。
 
 
大きなこウェーブはまだこれからですが
関われる周囲から少しずつでも伝播していくと
少なくとも暗い社会にはならないと感じています。
 
 
 

◆そのために「自分で環境をつくり、自分を磨く」

 
 
ガンジーのこの言葉が好きで、指針にしています。
 

見たいと思う世界の変化にあなた自身がなりなさい

 
 
私たちは誰しもが、
世界という大きなシステムの
一部分を担っています。
 
 
私の場合は、
サラリーマンという小さな世界の
エンジニアという部分を担いっています。
 
その環境で、願う変化をつくろうと
失敗と挑戦を繰り返しています。
 
そして時には、
別の小世界にも踏み出し
新しい価値観と交流します。
 
 
小さいながらも自分自身が
変化の起点を志すならば、
自分で環境をつくり、
自分を磨くことの重要性は
日増しに感じるようになりました。
 
 
そして、自分を動かす「心の声」。
 
根源は自分自身の
「原体験」だと実感しています。
 
 
自分さがしではなく「自分づくり」。
原体験を掘り起こすことにこそ
未来への一手が隠れています。
 
自分らしくよりも「自分だからこそできること」
 
 
そして「原体験」から生まれた「心の声」は
たくさんの「感情」を生み出してくれます。
 
 
感情は(古い)会社という小世界においては
出さないことが好まれまることが多いです。
 
 
でも、それは苦しいしことだし
根っこの部分でつながりにくいと思うのです。
 
 
私の場合は、その反動でしょうか?
近ごろでは「ぱぴぷぺパパ」に出演するたびに
「感情」が漏れるようになってきました。
 
 
そんな「感情」の集まる場。
それが「ゆめのたね放送局」なのです。
 
 
パーソナリティや視聴者の数だけ
様々な「感情」が世界に発信されているのです。
 
 
 

◆感情コミュニティ

 
 
ゲストパーソナリティとなり1年と10カ月。
回を重ねるごとに実感しているのが感情の力です。
 
 
原稿を準備して上手に話そうとするよりも
下手くそでも感情ベースで本音を語れたときの方が
たくさんの声をいただけるようになりました。
 
 
これはSNSだけではなかなか難しいのではないでしょうか。
 
 
まさに「感情コミュニティ」である
インターネットラジオ局「ゆめのたね」の
存在意義であると感じています。
 
 
この場にふれると
様々な感情に出会い、自身の感情が感化され
想像もしなかった道がたくさん拓けました。
 
 
ということで
SNSを超える「第4の居場所」』
ぜひ、お読みいただきたい一冊です。
 
きっとあなたも「感情」が沸き立ちますよ!
 
 
 
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◆関連:感情が漏れ出た回

 

妻へのメッセージを語る

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サイエンスファシリテーターが創りたい居場所

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自分が組織の変化になる

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