お父さんは サイエンスファシリテーター

お父さんは サイエンスファシリテーター

妻と子4人の6人家族。目標は、名著『ビジネスマンの父より30通の手紙』のような【書】を子ども達に残すこと!でスタートしたけれど、自分のエゴにおこがましさを感じはじめた今日この頃(笑) 小さな歩みをコツコツ積み重ね、20年後の自分が振り返った時に、幸福感に包まれるブログにしたいです。★★★「大人と子どもと科学をむすび 未来を創る」サイエンスファシリテーター。科学館で宇宙親子イベント主催。「組織の成果と個人の喜びをシナジーし 未来を創る」組織学習パートナー。組織研修ご提案。その正体は、サラリーマン★★★

レビュー『最難関のリーダーシップ」』 ロナルド・A・ハイフェッツ・著 英治出版 ~レゾナンスリーディングvol.50



【変革をやり遂げる意志とスキル】

 


『最難関のリーダーシップ
  変革をやり遂げる意志とスキル』

  

 著者:ロナルド・A・ハイフェッツ
 出版社:英治出版
 発売日:2017/9/6
 
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862762239
 


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こんにちは。
レゾナンスファシリテーターの村上英範です。
https://resonance-murakami.peatix.com/
いつもお読みいただきまして、ありがとうございます。
 
 
 

10月です。下期です。2つ目の画像から、ちょうど1年です。
振り返りと自身への鼓舞の意も含めて、今一度、手に取りました。
 
 
まず前提となる主題「適応課題」と「アダプティブ・リーダーシップ」について。
 

アダプティブ」とは「適応できる」ということ。
大切な何かを成し遂げようとするとき、専門性や成功体験だけでは解決できない「答えのない課題」が多いです。これを前進させるためには、当事者が自分の価値観や信条を問い直し、痛みや喪失を受け入れ、新たな見方をや考え方を見つけることによって、自らの行動を変えていくことが求められます。
 

すなわち「アダプティブ・リーダーシップ」は、答えのない課題を前進させるには、当事者たちが自らを適応させながら、課題に対処できる力を作り出し、人々をまとめ上げ、動かしていける「DNA」であると表現できます。
 
 

私自身もこの一年は、意志と厳しい現実の内で生じるギャップ(適応課題)と格闘しました。
そして、一年前に学んだはずの「権威を超越する(役職や役割など、周りが決めつけている権威の範囲から、ギリギリのところで超越しなければならない)」で大失敗をやらかしました。(滝汗…、だけど、気持ちだけは復活w)
 
 

だからこそ、下期に移るこのタイミングで、振り返りをしました。
 

どうやら私自身に今必要なことは自分自身を「リニューアル」することのようです。
 

ここでいうリニューアルの定義はこうです。

「チャレンジして受けた傷や厳しい経験から溜まった垢を取り除き、本来の価値観や存在意義を取り戻す前向きなプロセス」

厳しい状況で成長するためのリニューアルのポイントは 

①バランスのよいポートフォリオを作る。 

②日々の身の回りの中から充足感を見つける。
 
③冷静に現実的にあわてず楽観的になる。

この3つです。
 

キモは、結果の成否にかかわらず、自分の行動を振り返る"楽観的な自制心"を持つこと。間違いはあるものだと考え、行動しながら学習を続ければ良い方向に進むと思える"前向きな錯覚"です。
 
 
"
 人は、自分の価値観は一つではないと思っているが、状況が厳しくなると価値観の中でもごくわずかのものを大切にするようになる。それが基本的価値観(コア・バリュー)である。あなたの価値観のリストで七番目にあるものは、実はリストの圏外にあるのも同然だ。大切な価値観は数多くあるが、時間や労力は限られている。知り合いのマネージャーを思い出してみよう。「多様性を大切にする」と強調しながら、まったくその様子が見られない。その理由は、担当部署の利益率や自分の昇進のほうが実際には大切であり、そのほかの指標にも連動しているからだ。
 自分の推進する変革に関係者を参画させ、まとめあげ、動かしていくには、相手が一番大切にしている価値観を把握し、その実現に自分の変革プログラムへの参加がどう役に立つのかを考えなければならない。
"
 
注視したつもりでしたが、まだまだ実力不足でしたネ。
 
(元USJ森岡毅氏は『マーケティングとは「組織革命」である。』で「人の本質は「自己保存」である」と喝破されたことを思い出しました。)
 
 

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◆適応力の高い組織の特性

①「エレファント」を指摘する

 (エレファント=重大な問題で、その場にいる誰もがその存在を認識しているが、見て見ぬふりをされているもの。)

②組織の将来に対する責任が共有されている

③自主性のある判断が期待されている

④リーダーシップを育てる力が発達している

⑤内省と継続的な学習が日々の業務に組み込まれている



もし、あなたに「変えたい現実」があるならば、おすすめしたいです。

分厚いですが、表現そのものは優しく、パッと開いたページから学びを得やすいので、ご自身の状況や行動に落し込みやすいと感じます。



 
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◆◆ 私のライフワーク◆◆

 
サイエンスファシリテーター

「親と子と科学をむすび、未来を創る」
「大人も子どもも共に学ぶ、宇宙は共通言語」

startup-papa.hatenablog.com
 
サイエンスブッククラブ
peatix.com

 
レゾナンスファシリテーター
(速読→加速学習→行動計画の入門講座)
◆変化の時代のコンテンツづくり
◆人生が飛躍する読書術+行動術
resonance-murakami.peatix.com
 
 
描こう あなたのビジネスモデルキャンバス
peatix.com
・新商品・事業開発のお手伝い
・キャリア構築/組織づくりワークショップ
・「はじめてのビジネスモデルキャンバス」ワークショップ

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最後までお読みくださり、ありがとうございました (^_^)



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