お父さんは サイエンスファシリテーター

お父さんは サイエンスファシリテーター

妻と子4人の6人家族。目標は、名著『ビジネスマンの父より30通の手紙』のような【書】を子ども達に残すこと!でスタートしたけれど、自分のエゴにおこがましさを感じはじめた今日この頃(笑) 小さな歩みをコツコツ積み重ね、20年後の自分が振り返った時に、幸福感に包まれるブログにしたいです。★★★「大人と子どもと科学をむすび 未来を創る」サイエンスファシリテーター。科学館で宇宙親子イベント主催。「組織の成果と個人の喜びをシナジーし 未来を創る」組織学習パートナー。組織研修ご提案。その正体は、サラリーマン★★★

レビュー『瞬間のちから』 チップ・ハース、ダン・ハース・著 ダイレクト出版 月刊ビジネス選書7月号 ~レゾナンスリーディングvol.45

 
 
 

【顧客を魅了し、社員のやる気を引き出す心理技術 】

 
 
 
『瞬間のちから』
 
 
 著者:チップ・ハース
    ダン・ハース
 出版社:ダイレクト出版
 月刊ビジネス選書2018年07月号
 
 
 


f:id:hd_murakami:20180724195437j:plain
(レゾナンスリーディング30分+重点読み30分)
 
 
 
 
こんにちは。
レゾナンスファシリテーターの村上英範です。
https://resonance-murakami.peatix.com/
いつもお読みいただきまして、ありがとうございます。
 
 
 
著者は『アイディアのちから』や『スイッチ』で有名な
ダン・ハースとチップ・ハースの兄弟ということで
けっこう期待しながら、読み進めました。
 
 
 

「記憶に粘りつく瞬間」

私もイベントを開催する際にはいつも中心に置いています。
いかにこの瞬間をつくるかを念頭にイベントをデザインし
場をファシリテーションします。
 
(メンターとある本の教えです。)
 
 

本書ではこれを「決定的瞬間」と表現します。
 
 

「記憶に残り、重要な意味を持つ短期間の経験」

と定義します。
 
 
この「決定的瞬間」をビジネスや生活で
自ら意図的に創り出し、
お客さまの喜びや、社員のモチベーションに
つなげようというのがテーマになります。

 
 
 

◆「決定的瞬間」とは?

 
 
「決定的瞬間」は4つの要素から成ります。
 
 

①高揚

 普通の出来事を超越するような、
 文字どおり"桁外れな"経験

 
 

②気づき

 自分自身や世界についての認識を
 大きく変える瞬間

 
 

③誇り

 何かを達成した瞬間や勇気を出せた瞬間など、
 最高の気分になれる瞬間

 
 

④結びつき

 人と人が関わることで生まれ、
 他社と共有するからこそ影響力が強まる

 
 
この4つの要素は偶然の産物ではありません。
意図的に創り出せるのです。
 
 
本書では、この手法を実用できるように
整理されています。
 

f:id:hd_murakami:20180724200515j:plain

 
 

◆まとめ

 
 
お客さまへの「瞬間のちから」はとても大切でしょう。
記憶に残る体験を蓄積していけるので
カスタマーリレーションシップは高まるからです。
 
 
組織に対しては、これが主要活動というよりも、
取組んだ活動の付帯効果としての位置づけに感じます。
アプローチの中に要素として取り入れ
うまくコントロールすることで
組織への影響力にも発揮することと思われます。
 
 
 
本書は、実際に活用できるように
事例をベースに体系的にまとめられています。
とくに章のまとめは分かり易く整理されており
実際の活動に展開しやすいです。
 
 
一方で、私自身の今の活動に対しては
内容的には新鮮味は少なく
優先順位は高くはなさそうなのが残念です。
 
 
 
 

◆◆ 村上英範のライフワーク ◆◆

 
サイエンスファシリテーター

「親と子と科学をむすび、未来を創る」

「大人も子どもも共に学ぼう、宇宙は共通言語!」

 
startup-papa.hatenablog.com
 
サイエンス ブック クラブ
peatix.com
 
 
レゾナンスファシリテーター
 

「1冊20分・人生が飛躍する読書術とアクションプラン」

「変化の時代のコンテンツづくり」

 
resonance-murakami.peatix.com
 
 
ライフチャレンジ・エンジニア
ビジネスモデルイノベーション協会認定ジュニアコンサルタント
 
描こう あなたのビジネスモデルキャンバス
peatix.com
事業開発/キャリア構築/組織づくりワークショップ
 
 
その正体は、サラリーマンでエンジニア。4人のパパです。
 

○●○●○●●○

 
 
 
最後までお読みくださり、ありがとうございました (^_^)
 
 
 
○●○●○●○

○●○●○●○
 
 
f:id:hd_murakami:20180704175309j:plain