大阪北部地震であらためて思うこと 【ワークかライフか?ビジネスかサバイブか?】
6月18日の朝7時ごろ
珍しく第四子(生後3ヵ月の息子)が大泣きでした。
奥さんは上の子達の小学校の仕度で手が離せませんでしたので
私が出勤時間を少しだけ遅らせて、抱っこをしていました。
通勤電車はいつもより約30分後の便となりました。
そして、発車してしばらくして、地震が起こりました。
乗客のスマホのアラームが一斉に鳴り響き
電車は、最寄駅と次の駅の区間で停車しました。
そのまま2時間弱が経過。
乗務員さんの誘導のもと
線路へ降り、徒歩でホームへ向かうことができました。
この日はたまたま、出勤が遅くなったため
最寄駅の近くにいることができました。
幸いなことに、午前中には帰宅することができました。
(自宅待機です。)
しかし、もしこれが会社に到着する間際で起こったとしても
すぐに家族のもとへ向かうように行動していたと思います。
なぜなら、自然災害は
「ワークからライフへ」「ビジネスからサバイブへ」の起点というのが
私個人の意識の置き所にしているからです。
ゆえに、大きな地震に遭遇したとき、
「何とか会社にたどり着く」は無くなり
「まず家族のもとに戻る」という、一択になります。
自分のこの意識を客観的にみると
サラリーマンという立場にいる甘えにも感じます。
経営者であれば、そんな甘さは許されないでしょうし
本来お客様のことを考えると
出社することが正しいことかもしれません。
しかし正直な想いを明かすと、
「生涯もっとも大切にしたいもの」や「悔いのない人生」を考えれば
過剰であっても家族の安全安心を優先したいのです。
甘っちょろい考えであるとは認識しつつも
「ワークよりもライフ」「ビジネスよりもサバイブ」では
会社での職責はいったん置き去りにしてしまうのです。
家族なき人生なんて考えられませんから。
阪神大震災のときから変わらない思いです。
…でも、こんな考え方、社会人としては、どうなんでしょうかね?
追記
被災の翌日となる本日は、通常通りに出勤をしました。
一日遅れとなった業務を挽回中です。
ニュースやSNSから伝ってくる痛みをよそに、平常運転に戻っています。