【お客さまの「使い方」をカスタマイズする】
『カスタマイズ
【特注】をビジネスにする新戦略』
著者:アンソニー・フリン
エミリー・フリン・ヴェンキャット
出版社:CCCメディアハウス
発売日:2014/10/30
「大量生産から低コストの「特注量産」時代へ」
こんにちは。
レゾナンスファシリテーターの村上英範です。
https://resonance-murakami.peatix.com/
いつもお読みいただきまして、ありがとうございます。
◆私の学びポイント
カスタマイズで大切なことは
「使い方」のカスタマイズ
という視点にあるのではないでしょうか。
これは、
お客さまがそれぞれの置かれた状況において
ぴったり合った商品であると表現できます。
いつでも、
どこでも、
なんでも
カスタマイズ。
例えば、
スマホに代表されるように、
私たちはライフスタイルを
カスタムする時代に来ています。
スマホを使って、
最新のニュースをみたいのかもしれません。
移動中に業務を進めたいのかもしれません。
ゲームや音楽で気分転換をしたいのかもしれません。
つまり、
職場で明日話題になるであろう情報を得たいのか、
仕事の後のリラックス気分がほしいのか、
潜在的に求められるものは、状況によって異なります。
この内容は
クリステンセン教授の
『ジョブ理論』
http://startup-papa.hatenablog.com/entry/2017/11/25/191408
にて展開される
「ジョブ(顧客の仕事/進歩)」
の考え方と
同義であると言えるでしょう。
ですから、
私たちは、お客さまが
「何のために」
「どうなりたいために」
商品やサービスを
使おうとしているのかを
掘り下げて想像していく
立場に来ていると考えます。
それにより、
お客さま自身も認知していない
潜在的な要求を掘り起こすことができ、
製品やサービスの開発につなげることができます。
一方で、
お客さまがどんな状況にあって、
何をしたいのかという因子は、
表面的なヒアリングやアンケートでは
なかなか表れてこないものです。
数値化できない因果関係のメカニズムを
問いを立て、観察し、話を聞き、編集し、
解決していく力が必要です。
これが、
今、求められる
「カスタム対応力」
であると考えます。
すなわち
『カスタマイズ』とは
表面上の顧客志向(機能面)だけで
商品やサービスを作るのではなく、
お客さまの現在の状況まで踏み込んで、
何を解決しようとしているのか
(感情的側面、社会的側面)まで
突き詰めていく力だであると
言えるのではないでしょうか。
①お客さまは進歩を遂げるためにどのような体験を求めているか?
②そのためにはどのような障害を取り除かなくてはならないか?
③社会的、感情的、機能的側面については何を考慮すべきか?。
もし、
私たちが抱いている常識から
はみ出すことが出来るのであれば
従来の商品の延長線にはない
新しいカテゴリーのビジネスを
創造することもできるのではないか
と考えます。
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◆おまけ◆
本ブログで活用しているレゾナンスリーディングとは??
★レゾナンスリーディング入門講座(講師:村上 英範) - お父さんは サイエンスファシリテーター
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レゾナンスリーディング(講師:村上 英範) | Peatix
◆ここまで◆
最後までお読みくださり
ありがとうございました (^_^)