お父さんは サイエンスファシリテーター

お父さんは サイエンスファシリテーター

妻と子4人の6人家族。目標は、名著『ビジネスマンの父より30通の手紙』のような【書】を子ども達に残すこと!でスタートしたけれど、自分のエゴにおこがましさを感じはじめた今日この頃(笑) 小さな歩みをコツコツ積み重ね、20年後の自分が振り返った時に、幸福感に包まれるブログにしたいです。★★★「大人と子どもと科学をむすび 未来を創る」サイエンスファシリテーター。科学館で宇宙親子イベント主催。「組織の成果と個人の喜びをシナジーし 未来を創る」組織学習パートナー。組織研修ご提案。その正体は、サラリーマン★★★

レビュー『逆説のスタートアップ思考』 馬場隆明・著 中央公論新社 ~レゾナンスリーディングvol.32

【競争したら「負け犬」!】


『逆説のスタートアップ思考』

 著者:馬場隆明
 出版社:中央公論新社
 発売日:2017/3/8

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こんにちは。
レゾナンスファシリテーターの村上英範です。
https://resonance-murakami.peatix.com/
いつもお読みいただきまして、ありがとうございます。


ビジネスやキャリアを考えるにあたり
本書がいう逆説=反直観的という視点は
非常に勉強になると思います。
なぜならば、物事は一面ではないからです。
逆説=反直観的という視点を持つことで
健全な思考や感情を維持し、
発展できるのではないでしょうか。

◆この本を読む目的

(目的や問いの設定こそが
 あなたの読書を豊かなものに変えます。)

2018年に私のキャリアやライフワークに
どのような『逆説のスタートアップ思考』
を組み込めば、飛躍できるかを考える。

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◆私の学びポイント

(書く・話す。言語化することで
 あなた自身に定着します。)


①今はまだ「名状しがたい何か」

本当に急成長するのは、やはり皆が
探していない何かだと言えそうです。
それはおそらく未発見の領域で、
今はまだよい名前がない
ものなのでしょう。
逆に言えば「今はまだ名状しがたい
何か課題のようなもの」に積極的に
手を出し、誰も見ていない領域の
課題や解決策に取り組んでみることが、
急成長するための一つの手段とも言えます。


②競争したら「負け犬」

イデオロギーはある種の隠れた
世界観であり、偏った考え方であり、
先入観の一種です。
そして競争すること自体がイデオロギー
である、ということに気付くのが、
ピーター・ティールにとって、
ほとんどの人が信じていない
大切な真実でした。
彼はスタートアップや
その他の一部の領域において、
『負け犬とは競争に負けた人のことでは
 なく、競争している人こそ負け犬だ』
と指摘します。


③「カスタマーサクセス」

製品を使い続けてもらうためには、
顧客から問い合わせが来るのを
待つのではなく、
こちらから積極的にサポートし、
顧客を成功に導く姿勢が必要です。
顧客は製品を使いたいわけではなく、
あくまで製品を使った成果として、
作業の自動化や効率化という成功が
欲しいはずです。


④「量」が「質」を生む

アインシュタインは248、
ダーウィンは119、フロイトは330の
論文を書いています。
そしてエジソンはの1093の特許を取り、
バッハは1000曲以上も作曲し、
ピカソは2万以上の作品を残しています。
このように、天才たちですら
多くの挑戦と失敗を続け、
その中で傑作を生んできました。


⑤逆説のスタートアップ「試行」

なので、これもまた反直感的ですが、
本当に大きく成功したいのであれば、
本腰を入れてスタートアップを
始めようとせずに、
ますはサイドプロジェクトから
始めてください。それが最良の
スタートアップの始めた方であり、
本当に自分のやりたいことを
見つける手段なのではないでしょうか。

ベイビーステップ

(あなたの行動を新しく変えるための
 読書にしませんか?)

サイエンスファシリテーター
競争相手を考え、
競争しない方法や領域を探してみる。

◆最後に/まとめ

最近の良いビジネス書のエッセンスが
読みやすくまとめられており
自身の視点を点検するのに
非常にお得な一冊だと思います^^



 

◆おまけ◆

本ブログで活用しているレゾナンスリーディングとは??
★レゾナンスリーディング入門講座(講師:村上 英範) - お父さんは サイエンスファシリテーター

 
応援・フォローよろしくお願い致します!
レゾナンスリーディング(講師:村上 英範) | Peatix

◆ここまで◆

 

最後までお読みくださり
ありがとうございました (^_^)


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