お父さんは サイエンスファシリテーター

お父さんは サイエンスファシリテーター

妻と子4人の6人家族。目標は、名著『ビジネスマンの父より30通の手紙』のような【書】を子ども達に残すこと!でスタートしたけれど、自分のエゴにおこがましさを感じはじめた今日この頃(笑) 小さな歩みをコツコツ積み重ね、20年後の自分が振り返った時に、幸福感に包まれるブログにしたいです。★★★「大人と子どもと科学をむすび 未来を創る」サイエンスファシリテーター。科学館で宇宙親子イベント主催。「組織の成果と個人の喜びをシナジーし 未来を創る」組織学習パートナー。組織研修ご提案。その正体は、サラリーマン★★★

レビュー『 宇宙はなぜ「暗い」のか? 』 津村耕司・著

『 宇宙はなぜ「暗い」のか? 』

 津村耕司(著)
 
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なぜ、宇宙は「暗い」のか??
 
 
この問いを受けて
あなたなはどう感じましたか!?
 
「えっ、そんなの当り前じゃないの!?」
 
「本当だ!なぜ、暗いんだろう??」
 
 
実は、私の所感は、前者でした…汗

ところが、本当は・・・
 
 
この本では、宇宙はなぜ「暗い」のか?
という問いを起点に考えることで
「宇宙の広さ」や「恒星の寿命」
「光」「太陽系」「ブラックホールの正体」
これらを学ぶことができます。
 
この問いは「オルバースのパラドックス」と呼ばれ
「無限の空間に無限の恒星が一様にばらまかれているとしたら、
 空は全体が太陽面のように明るいはず」
この謎に何人もの科学者が挑戦してきたとのことです。 
 

本書のこの謎解き面白いですよ()


また、本のつくりも勉強になりました。
自分の専門分野の知識をそうでない人達に
どのようにすれば興味を持ってもらえるか
どのように伝えればよいか。
副産物として得られると思います。

おススメの一冊です。