英知出版様のご厚意で『最難関のリーダーシップ』献本読書会を開催、今回はサポートを担当しました。
11名の皆さまと2時間半「多様な視点を重ねること」で、深い学びの場となりました。
■読書会での学び...
生きていると目の前にはたくさんの問題が転がっています。
しかし、自身のエネルギーや経験を働かせても、
なかなか解決できないことが多くあるのではないでしょうか?
その原因は、人は問題が起こった時に、
技術や経験で解決できる「技術的問題」だと
ついつい思い込んでしまうことにあります。
しかし、「適応(アダプティブ)課題」にこそ
向き合っていく必要があるとのことです。
これはどういうことでしょうか?
著者は、当事者が現実を直視し、喪失や恐怖を受け入れ、
変化に適応(アダプティブ)することが重要であると言います。
これが本書のテーマ「アダプティブ・リーダーシップ」です。
「アダプティブ・リーダーシップ」とは
難題に取り組み、成功する人々をまとめあげ動かしていくこと。
誰しもが身に付けていくべき資質なんです。
■私が得た3つの学び
①自分に語るストーリーをつくる
「相手に」ではなく「自分に」がポイント。
自分のストーリーと根底にある前提をはっきりさせ、検証することにより
周りの出来事や感情について、オープンな解釈を持つことができる。
②権威を超越する
役職や役割など、周りが決めつけている権威の範囲から、ギリギリのところで超越する。
そのために観察と実験を繰り返していく。
③1日1リーダー、1年で365リーダー
誰もがリーダーシップを育てることで、自分の周りから社会が良くなっていく。
例えば、つなげる力。自分での責任部分で分断させてしまっている所はないか?
本書にはテクニカル話ではありません。
ビジョンを実現し、未来をつくっていくための書です。
折にふれて、自分の心構えを問いたいです。