お父さんは サイエンスファシリテーター

お父さんは サイエンスファシリテーター

妻と子4人の6人家族。目標は、名著『ビジネスマンの父より30通の手紙』のような【書】を子ども達に残すこと!でスタートしたけれど、自分のエゴにおこがましさを感じはじめた今日この頃(笑) 小さな歩みをコツコツ積み重ね、20年後の自分が振り返った時に、幸福感に包まれるブログにしたいです。★★★「大人と子どもと科学をむすび 未来を創る」サイエンスファシリテーター。科学館で宇宙親子イベント主催。「組織の成果と個人の喜びをシナジーし 未来を創る」組織学習パートナー。組織研修ご提案。その正体は、サラリーマン★★★

発進!カードゲームとサイエンス本のワークショップ「ナンジャモンジャDEサイエンス!」

【発進!カードゲームとサイエンス本のワークショップ!】
 

初の試み「ナンジャモンジャDEサイエンス!」を開催しました!

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今回のコンセプトは「こども」。
・大人が童心に戻れる無邪気な読書会
・家で子どもと一緒に楽しめるサイエンス
 
普段はなかなか手に取らないサイエンス本も
好奇心いっぱいのワクワク状態になれば、
楽しい学びのきっかけとなるのでは?
 
そんな想いでチャレンジしました。
 

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<いただいた感想>
1.ナンジャモンジャからビジュアル的に刺激され
 読書の体験だけでなく、結果も変わると体感できました。
2.ストーリ創作や想像力が大切だとあらためて実感しました。
3.どんな読書会になるのだろうとワクワク期待。
 サイエンスを学ぶのによいきっかけとなりました。
4.難しめのサイエンス本も一人で解決するのではなく、
 皆さんや他の本からの助けを借りれました。
5.ナンジャモンジャ効果で緊張もすぐにほぐれました!
6.ナンジャモンジャと楽しい冒険ができました(笑)
7.とても楽しく、実用的なワークショップでした。
 
ナンジャモンジャで生み出したストーリで
本読みやダイアローグもいつもより活性化できたと感じています。
何より「サイエンス」への考え方が
イベントの前後で大きく変容したのではないでしょうか。
 

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ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました!
感謝。感謝です。
そして、心地よい空間を提供いただける心斎橋JOINさま、
いつもありがとうございます!
 

「ナンジャモンジャDEサイエンス!」
次回作は、5月27日で計画しています。
 
どうぞ、よろしくお願いいたします^^
 
 
追記
今回のワークショップ型読書会。
自分なりに一ヵ月間、構想を巡らせてきました。
いろいろな活動からインスパイアを受け、
自分の読書会を壊し、再構築に励みました。
同じようなコンテンツ(いや、もっと素晴らしいもの)を
提供されている先達者は多くいらっしゃると思いますが
今の自分が成せるオリジナルコンテンツとして、
プロトタイプ版をお送りすることができました。
構想から実践に移行したことで、方向性も掴めました。
何よりまた一つ自信になりました。
これは、やって良かったです。

 

ラジオ「ぱぴぷぺパパ」出演 『村上英範のパパの本棚』

【3/10(金)25時「ぱぴぷぺパパ」聴いてください^^】
 
月に一度のゲストパーソナリティ。
『村上英範のパパの本棚』を収録しました。
 
2回目となる今回のコーナーは
橋本幸士先生原作の
『マンガ 超ひも理論をパパに習ってみた』
を起点に橘さんとおしゃべりをしました。
 
ついに「ぱぴぷぺパパ」にサイエンスの波が進出!
皆さん「超ひも理論」って何モノだと思いますか~?
 
さらに、橘さんの本業が「パパ」から
「絵描き」にシフトしたということで
ぱぴぷぺパパ最後の(?)父親談義も必聴です(笑)
 
私は相変わらず緊張してお聞き苦しいかと思いますが
それも含めて楽しんでいただければと思います。

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…、あっ!
オープニングのタイトルコールもやっています。
お聴きの際は、ズルっとズッコケぬよう、ご注意くださいネ(汗
 

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ラジオ放送局 ゆめのたね「ぱぴぷぺパパ」
3/10(金) 25時より放送
http://www.yumenotane.jp/kansai-fri
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サイエンスの学び処 -5- 『サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福』読書会

【骨太なベストセラーを短時間で学びたい。サイエンス本や歴史本の入口に。そんなあなたへの読書会!】

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すこし敷居が高く、難しそうなサイエンス本や歴史本。
それら専門外の本を自由に読みこなしているあなたの姿。
想像しただけで、とても力強く、頼もしいですよね。

でも、日々の忙しさのあまり…
✓本を読む時間をつくれない
✓難しい本は後回し。分かっていても、
 いつも同じような分野を選んでしまう
✓読み始めてもすぐに挫折する。難しいから止めてしまう
✓読了しても最初の方を忘れている。達成感がない…
✓一人だと正しく読めているのか不安

さらに今は、情報爆発の時代。
"答え"はネットに溢れかえっています。

その影響であなたの知的体力は衰えていないでしょうか。
✓記事を読んだけど、結局何が書いてあったのか
 どう関連するのかピンとこない
✓本を読んだけど、結局どう使えばいいのか分からない
✓どの情報が自分にとって大切か、取捨選択できなくなった

情報処理に囚われて起こる思考レス。
疑問を抱かず、通り過ぎてしまうことの日常化。

もし、知的体力が衰えてしまったとすると
この時代を走り抜くことは困難なのかもしれません。


そこで、それらを解決するために鍛え直す
知的トレーニングジムのような場があればいかがでしょうか?

難しい本を読みこなし、知的体力を磨いていきたいあなたへの、読書会
2017年は、難しい本をあなたの血肉へと変えていきませんか??

✓短い時間でも読書をして、考えるようになりたい
✓今年こそ、いつもは避けがちな本に挑戦したい
✓難しいからこそ読みたい、読めるようになりたい
✓20%の情報からでも80%の成果を生み出す思考軸をつくりたい
✓仲間と対話する読書で、知見を拡大したい
✓自分の考えをまとめ、大切な人へ自分の言葉で語れるようになりたい

そんな知的体力が身に付けば、
あなたの毎日はどのように変化するでしょうか?

しかもそれを、世界的ベストセラーで
格闘しようというのが今回の読書会です。

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未来はココから!サイエンスの学び処 -5-
『サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福』読書会
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この読書会では、本を読まずにお越しください。
そして、二時間半のイベントのなかで
対話と"場"のエネルギーから読み解いていきます。

さらに、この一冊ではとどまらず、
これまでのサイエンス読書会で取り上げてきた専門書の
知見を随所に織り交ぜることで、
立体的に思考できるようになります。
明日から使える「知的体力の鍛え方」を目指します。

あなたの答えは、
本書と参加される皆さんとの交流の中で生み出します。
皆さんと"場"を共有するからこそ辿り着くアウトプットは
一人では得がたいものです。

といっても、読書会そのものはいつものように
丁寧に心地よい場を目指しますので、ご安心ください。
初めての方もリラックスして楽しく学んでいただけます。

〇自分にとって必要な箇所を短時間で学べたのがスゴいです!
〇「ムズカしいから止めよう」が
 「ムズカしいのが面白い!」に変わりました。
〇「何が分からないのかが分からない状態」を
 「分からないことを具体的に分かる」ことが大切です。
〇サイエンス思考の入り口を体験し、
 みんなで協力し合って1冊を読んでいく楽しさを知れました。
〇何よりも楽しく、自分の課題も見つかり、素晴らしい学びの場でした。
〇良い本にめぐり合えました!
〇普段ご一緒できない人達の解釈を対話できたことで、
 学びが深まりました。
〇サイエンスに興味はあるが、自分のものになりにくかった。
 1人ではなく多くの人と読んでたくさんの気づきを得られました。

これまでの開催でいただいた感想です。


難しい本は、刺激が多く、脳に汗をかきます。
つまり、難しいは面白いんです!
一人では読むのが難しい本、いつもは避けがちな本を
仲間と共に読んでいくという体験で
難しい本をあなたの血肉に変えていきましょう。

あなたのご参加を心よりお待ちしております。

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読書会詳細:

■課題本:必ずお持ちください
『サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福』
 ユヴァル・ノア・ハラリ・著 河出書房新社・出版
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/430922671X

■日時:
 2017年2月22日 (水) 19:10~21:30
 (19:00受付)

■会場:
 堂島インキュベーションサロン
 大阪市北区堂島2丁目1-25 堂島アーバンライフ302号室
 URL: http://dojima-salon.com/

■持ち物:
①課題本
 『サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福』
  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/430922671X

 ※本は必ずお持ちください。
 ※事前に読む必要はありません。イベントを通して読みます。

②筆記用具
③飲み物

■参加費:3,000円
(会場諸経費等・当日現金払い)

■定員:6名

■読書会スタイル
①事前に本をお読みいただく必要はありません。
 イベントでの読書体験をお楽しみください
②読書会後には、実践できるアウトプットを
 得られるワークショップです。
③参加者との交流を通して、
 一人では得がたい気づきと学びを得られます。
④親しみやすく心地よい読書会を目指しています。
 どなたでも安心してご参加いただけます。
 初めてご参加の方、女性の方も多く
 サイエンスやテクノロジーを学ぶきっかけにされています。

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Read For Action協会認定リーディングファシリテーター
村上 英範

■メーカー勤務のエンジニア。
役割は新事業領域拡大の開発プロジェクトリーダー。
企画立案から製品設計、プロジェクト管理を遂行。
その傍ら、相互研鑽を目的とした部内勉強会を3年間推進。
社内SNSを活用した読書クラブ運営、1年で100冊の書評を記す。
2016年8月から技術者向け社外研修の講師も務める。
この教育活動への転機はある本との出会いにある。
田坂広志先生の『企画力』で心の大切さを痛感。
自己のスキルアップに終始していた研鑽が、
「知」と「こころ」の結合を周囲に広げる活動に転換する。

■大切なものは何よりも家族。
第三子出産時に育休を体験、心から家族に寄り添うことの大切さを体感する。
父親・人間としての成長を志し、年間200冊超の読書で自身を鍛える。
朝6時にリビングで学ぶのが習慣で、
その姿を見た子ども達も自然と本が好きになり、一緒に朝勉強をしている。
目標は『ビジネスマンの父より30通の手紙』のような書を子ども達に残すこと。

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■未来はココから!サイエンスの学び処
第1回 2016/10/5『<インターネット>の次にくるもの』:終了
第2回 2016/11/4『シンギュラリティは近い』:終了
第3回 2016/12/2『ヒトはどこまで進化するのか』:終了
第4回 2017/01/28『AI時代の人生戦略 』:終了
第5回 2017/02/15『サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福』
第6回 2017/03/**

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『AI時代の人生戦略 「STEAM」が最強の武器である』読書会 開催レポート

 
【 AI時代の人生戦略とは? 】
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未来はココから!サイエンスの学び処 -4-
『AI時代の人生戦略 「STEAM」が最強の武器である』読書会
開催レポート
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危機感ただよう本のタイトルとは裏腹に(笑)
ご参加いただいた皆さまと
心斎橋JOINさんの素敵な空間のおかげで
穏やかで心地よい読書会となりました。

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テクノロジーが急速に浸透する日常生活において
どのように学び、どう活かしていくかをメインに
ダイアローグが展開されました。
 

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なぜならば、AIのおかげで、
私達は自分のやりたいことに集中できるようになる、
その反面ブラックボックスが多くなり
自覚がないまま支配さているかもしれないからです。
そうないためのAIとのハッピーな付き合い方はあるのでしょうか?
 

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生まれたポイントを3つ挙げると
①すでになくなった過去の仕事がある!
 未来の人が今の私達の仕事をみると、どう思うか?
②SF作家に学ぶ
 知識→アート「想像+創造」⇒新しい世界
③最先端のテクノロジーで遊ぶ
 ワクワクする感性を子どもと一緒に!
 

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そして会の締めくくりには
骨太なサイエンス本にもふれることで
実際に感覚を掴んでいただきました。
 

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<いただいた感想>
・サイエンスの入り口を体験し、
 みんなで協力し合って1冊を読んでいく
 楽しさを知れました。
・何よりも楽しく、自分の課題も見つかり、
 とても良い機会になりました。
・AIに使われるのではなく、使う側にまわりたい!
・いろいろな方と対話があるからこそ、
 新たな発見がありました。
・コーヒーの入れ方を科学し、
 新しい手法を開発したいです。
・サイエンス嫌いをなくしたい!
・目的をもった読み方で、
 皆さんと創発することができました。
・自分一人では手に取らないサイエンス本を
 皆さんと一緒に読めたのが良かったです。
・物事の見方を論理的にし、
 科学ニュースを理解できるようになりたい。
 
そして、AI時代だからこそ、
このような対話で読める読書会が必要!
と、嬉しいお言葉も頂戴しました^^
 

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次回は、2月22日。
話題沸騰の世界的ベストセラーで、頭に汗をかきます。
 
未来はココから!サイエンスの学び処 -5-
『サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福』読書会
 
(『サピエンス全史』は『AI時代の人生戦略』の
 言葉を借りると「ブラタモリ」のような本です。
 加えて、数々の逆説と丁寧な検証の繰り返しが
 読み手の興奮を喚起させます。)
 
読書会では本格的に読みこみますが、ご安心ください。
初めての方も楽しく学んでいただけるように
丁寧にサポートしますので
ご興味をお持ちの方は、ぜひご参加ください!
 
 

 

たくさんの大人が”絵本”に集う理由とは?

イベント

『おとなの絵本プロジェクト主宰者が話します。趣味と仲間と仕事のハナシ』
に参加しました。

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感想は……、
これぞ非日常!すごく楽しいイベントでした!
このイベントはいつも満席になるとのことですが、
体験して、納得です。

 

私の体感したことを一言でいうならば
「大人が童心に戻れる、手づくりのほっこり空間」

この心あたたまるシンプルな提案がその理由ではないでしょうか。

 

なぜならば、絵本に集まった大人の皆さん、
"場"から生まれた穏やかさに、自然と優しい表情になっていました。

 

ほんと心地いいんです。

 

そして、いち参加者として、完全に無防備だったところ、、、
初めて会った方に絵本を読み聞かせる!
さらに、突然の無茶ブリで(笑)30数名の前で読み聞かせる!
と演出も魅力的で、帰る際には、
経験したことのない不思議な感覚とすっきり感に満たされました。
いやぁ、皆さんの前で絵本を読めて良かったです。

 

読み手としては
・感情がのる(感情をのせたいと思う)
・聞き手の"大人"が"子ども"という感覚になる

 

聞き手としては
・読み手の人となり(おそらくその人の根の部分)を感じる
・大人は行間を自分の経験や思考で埋めて、感じる

 

人と人との共鳴がすごいですね。

 

絵本を、大人になった皆さんに読んであげる
大人になった自分のために"読んでもらう”など
硬直した頭では思いもつきませんでした。

 

ほんと素敵なイベントで、余韻が心地よく残っています。

 

この週末は、奥さんに絵本を読んであげようと思います。
そして、奥さんに読んでもらいます!^^

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こどもの本棚を育てよう!

「著者と話そう 新刊発売記念
 『マンガ超ひも理論をパパに習ってみた』
 原作者、橋本 幸士先生による異次元講義!」
に昨日参加しました(^_^)
 

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父親であること、サイエンス読書会開催など
私のテーマがびっしりと詰まっており
とっても刺激的な異次元講義でした。
たくさんのアイデアや"問い"に変換でき
いやぁ、ほんとに良かったです。
 
帰宅後は、息子と一緒に本書やNewtonを楽しみ
読了後は息子の本棚にしまっておきました。
読みたい時にすぐに取り出してほしいからです^^
 
 
『マンガ超ひも理論をパパに習ってみた』は
視座を広げるきっかけになる最良の本だと思います。

世界で超ひも理論の研究者は1000人いるそうですが
これはパンダの数と同じだそうです!

動物園でパンダのたたずまいになごむように
本書では物理学者の生態になごんでしまいます。
つまり、物理学者の生態が未知への入口になってるんです。 
難しいことは横に置いて、
気軽に手に取ってみてはいかがでしょうか^^

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なぜ、内向的会社員が読書会を始めたのか?

私が読書会を主催するに至った理由と

「サイエンス読書会」の醍醐味をお伝えします。

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昨年5月に一般社団法人Read For Action協会認定の
リーディングファシリテータとなり、
全部で12回の読書会を開催しました。
そんななか私がテーマとする「サイエンス」の読書会が
Read For Action 広報誌に取り上げられました。

以下がインタビューをまとめていただいた記事です。


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●難しい本は、面白い!

 『〈インターネット〉の次に来るもの』 
大阪府  村上 英範さん
エンジニアとしてメーカーに勤務するかたわら「サイエンス」「こころ」を主軸テーマとした読書会を積極的に開催中。

*社内の勉強会から、社外での読書会へとシフトチェンジ。その中で見えてきたもの

 以前は勤務先で部内勉強会を開催していた村上さん。「エンジニア一人では解決できない課題が増えつつも、激務に追われてしまうとどうしても内向きになりがち。そこでチーム力の強化や活性化、視野拡大、創造力向上を目的に、3年間、毎月開催していました」
しかし、部の運営方針変更にともない勉強会の継続が難しくなったとき「3年間継続してきたことを、ここでやめてしまうのは惜しい」と考えたのだとか。
「社外に活動の場を広げようと一年ほどいろいろな勉強会や読書会に参加し、その中で出会ったのがRead For Action読書会。最も刺激的で、ワクワクしました」2016年5月にリーディング・ファシリテーター養成講座を受け、その後半年間で10回もの読書会を開催。
「部内勉強会では、方向性の異なる社員が集まると対話が活性化せず、その突破口を見出せずに苦戦していました。リーディング・ファシリテーター養成講座では、対話が活性化できる場づくり、丁寧な進行の仕方を学べます」と村上さん。今では、先月から社外への技術講師として各企業の技術者を対象にした研修講師をつとめるようにもなったそうです。

*テクノロジーが進化していく未来の世界から「今」を立体的に思考できる面白さ

 村上さんおすすめの一冊が『〈インターネット〉の次に来るもの』。出版情報を目にし「これは絶対読みたい!」と思ったそうです。「原題の『THE INEVITABLE』を訳すと『不可避』。私たちはテクノロジーが急速に進化している避けられない時代の流れの真っただ中にいて、インターネットはまだ序章だ、という語りに心引かれました。これから未来に向けて私たちは何をすべきか、12のテクノロジーの潮流から今を問うことができます。骨太な内容の本ではありますが、そんな難しい本を参加者全員で読み解く楽しさを体感してほしいと、読書会を開催しました」
課題図書が難解であればあるほど、参加者の理解が深まる効果的な問いかけや対話を心がけると、村上さんは語ります。「対話の相手を、それまでのペアから全員にチェンジしたところ、一気に相互作用が高まって答えを導き出せました。他の人から答えや気付きを得られた瞬間、その場の熱量が上がるのを感じました。もちろん、既に読んでいる私が意見や答えを伝えることもできますが、それより参加者同士で答えを見出せた瞬間こそが最高ですね」
 「難しい本は、刺激が多く、脳に汗をかきます。つまり、難しいは面白い!日常の延長線上にある学びでは得難い、テクノロジーが進化した未来の世界から『今』を立体的に思考しようとする姿勢を、読むことで得られると思います」と、この本の魅力を教えてくれました。

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サラリーマンの傍ら、コツコツと重ねた行動を
取り上げていただけたことは本当に嬉しいです。
サイエンスという他の読書会と違った切り口で
活動できたことも自信にもなりました、

実は、私は元々どちらかというと内向的で
エンジニアという役柄上、社外に出たり、
人前に立つということは、ほとんどありませんでした。
(サイエンスが得意!というわけでもありません笑)

しかし、
ちょっとしたきっかけで小さな一歩を踏み出し
一年間の積み重ねたところ
今、大きく実りつつあることを実感しています。

「思考が変われば、行動が変わる。」
「行動が変われば、習慣が変わる。」
「習慣が変われば、人生が変わる。」

よく言われているこの言葉が、
2017年はいっそう重要になると感じています。

あなたはこの2017年、何を変えますか?

 

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【 読書会のご案内 】

 

■2017年1月28日 (土) 10:00~12:30
未来はココから!サイエンスの学び処 -4-
 もはや不可避、100年時代の人生戦略
『AI時代の人生戦略 「STEAM」が最強の武器で​ある』 読書会

https://www.read4action.com/event/detail/?id=4815
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 誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。
 苦手・知らないでは、もうすまされない科学技術。
「STEAM」を体得し、あなたの人生を変革していきませんか?
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■2017年2月15日 (水) 19:10~21:40
未来はココから!サイエンスの学び処 -5-
『サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福』読書会

https://www.read4action.com/event/detail/?id=4816
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 壮大な物語を二時間半でどこまで血肉へ変えていけるか。
 あなたも頭にたっぷり汗をかく"楽しさ"に挑戦しませんか?
 そして、"あなたの言葉"で、本書と未来とあなたを
 大切な方へ語ってみませんか?
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※クローズドのコミュニティでの読書会も開催しております。
 「私のコミュニティで開催してほしい!」
 という声がございましたら、お気軽にご連絡ください。
 ⇒1/28(土)PMはコスネス会という勉強会グループで
  開催させていただきます。

 

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